ニール・ヤング　77年録音の“ロスト”アルバム『Oceanside Countryside』がストリーミング解禁

ニール・ヤング（Neil Young）の1977年録音の“ロスト”アルバム『Oceanside Countryside』がストリーミング解禁。YouTubeほかで聴けます。

『Oceanside Countryside』は「アナログ・オリジナル・シリーズ (AOS)」の一環としてリリースされる「失われた」アルバムの最後の作品。

このアルバムは、1978年アルバム『Comes A Time』のリリース前、1977年5月から12月にかけてレコーディングされました。この2枚のアルバムはカントリー／フォーク調のサウンドが共通しており、3曲（「Goin' Back」「Human Highway」「Field of Opportunity」）は両方のアルバムに収録されています。

アナログレコードが海外で2025年2月14日に発売されました。『Oceanside Countryside』のアナログ盤には、『Neil Young Archives Vol. III (1976-1987)』に含まれている同名CDに収録されている楽曲も含まれています。しかし、アナログ盤のトラックリストは、『Oceanside Countryside』のリリースのために元々計画されていたものであり、今回初めてアナログ盤で入手可能になります。また、これら音源はレコーディング時に制作されたオリジナルミックスです。ストリーミング版もアナログ盤に準拠しています。

ニール・ヤングは次のように説明しています。

「このアナログ・オリジナル・アルバムは、1977年にレコーディングされ、当時リリースされませんでした。これらの曲はレコーディング時に制作されたオリジナル・ミックスです。フロリダのトライアド・スタジオとマリブのインディゴ・スタジオで『Oceanside』のヴォーカルと楽器演奏をレコーディングしました。『Countryside』はナッシュビルにあるCrazy Mama'sで素晴らしい友人たちとヴォーカルと共にレコーディングを行いました。このアナログ・オリジナル・レコーディングの宝物を、私と同じように楽しんでいただけたら幸いです」

■『Oceanside Countryside』

Side One:
1 Sail Away
2 Lost In Space
3 Captain Kennedy
4 Goin’ Back
5 Human Highway

Side Two:
1 Field Of Opportunity
2 Dance Dance Dance
3 The Old Homestead
4 It Might Have Been
5 Pocahontas