
Roy Thomas Baker and Queen
「Bohemian Rhapsody」を含むクイーンの初期作品を手がけたプロデューサーの
ロイ・トーマス・ベイカー(Roy Thomas Baker)の訃報を受け、
クイーン(Queen)の
ブライアン・メイ(Brian May)が追悼コメントをSNSで発表しています。
「ロイ・トーマス・ベイカーの訃報を聞き、大変悲しく思っています。ロイはクイーンの初期の音楽制作において、とても大きな役割を果たしてくれました。ロイの写真はやや希少のようですが、当時の妻クリッシーと僕が、ロイと彼の妻のバーバラが住むノーフォークのコテージを訪問した際の3D写真を見つけることができました。おそらく1973年のことだったと思います。私たちはイチゴ狩りに行きました。写真で見られるように、ロイはステレオスコピック(立体視)のプロセスに興味を持っており、ステレオスコピック効果を狙って木の山の中でポーズをとってくれました! テニスの写真はリッジ・ファームで撮影しました。その日は『ミュージック・ライフ』誌の日本の記者たちが訪問した日でした。
ロイは、最初期からアルバム『A night at the Opera』まで、僕たちの制作チームの一員でした。その後、『A Day at the Races』で別れましたが、『Jazz』で再びタッグを組みました。“Bohemian Rhapsody”における、ロイの制作への貢献とマイク・ストーンのエンジニアリングは決して忘れられることはないでしょう。後年、ロイと疎遠になってしまったことを後悔しています。最近は人生があまりにも速く過ぎていくため、友情を温め直す時間は十分にあるだろうと思っていても、ある日突然、それが遅すぎたことに気づくものです。ロイ、あなたが僕たちのためにしてくれた素晴らしい仕事と、共に過ごした楽しい時間をありがとう。安らかに眠ってください。ブライアン」