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チャカ・カーン、スティーヴィー・ワンダーがルーファスに提供した楽曲を聴いて「好きじゃない、他にないの?」と言ったことを回想

2024/06/11 20:47掲載
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Chaka Khan
Chaka Khan
スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)は1973年、チャカ・カーン(Chaka Khan)擁するルーファス(Rufus)に楽曲を提供しますが、チャカ・カーンは最初に提供された楽曲を聴いて「好きじゃない、他にないの?」と言ったことを、英インデペンデント紙のインタビューの中で振り返っています。

ルーファスは1973年のデビュー・アルバムで、スティーヴィーの「Maybe Your Baby」をカヴァーしていました。同年、ルーファスが次のアルバムを制作していると、スティーヴィーがスタジオに立ち寄り、スティーヴィーの未レコーディング曲「Come and Get This Stuff」を提供しました。

しかし、チャカはスティーヴィーに「この曲は好きじゃない、他にないの?」と言ったという。1973年当時、スティーヴィーはすでにソウル界のスターでした。チャカはスティーヴィーが、自身以外から「この曲は好きじゃない、他にないの?」と言われたことはないだろうと話しています。

「彼はそんなこと言われたことはなかったと思う」とにっこりと笑い、そして「私はいつも本当のことを言っているだけだから、どうしようもないのよ。時には人を怒らせることもある。でも、真実を話して怒るのなら、私にはどうしようもないわよ」と話しています。

スティーヴィーは動揺していませんでした。

「スティーヴィーは“君の星座は?”と言ったので、私が牡羊座と答えると、彼は“君にぴったりの曲があるんだ”と言ってキーボードで弾き始めた。すると、来た! これだと思ったのよ」

それがルーファス初のヒット・シングル「Tell Me Something Good」でした。