
Carlos Alomar presents The D.A.M. Trilogy Back to Berlin Tour 2025
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)のベルリン三部作ほかで演奏したリズム・セクションのD.A.M.トリオ。存命の2人、ギタリストの
カルロス・アロマー(Carlos Alomar)とベーシストの
ジョージ・マレー(ジョージ・マーレイ/George Murray)が再結集。ベルリン三部作の『Low』『"Heroes"』『Lodger』を祝して、1979年以来初めて一緒にツアーを行います。
D.A.M.トリオのドラマー、デニス・デイヴィスは残念ながら2016年に亡くなっています。
今回のツアーは、『Carlos Alomar presents The D.A.M. Trilogy Back to Berlin Tour 2025』と題されており、11月7日にドイツの首都ベルリンのメトロポールで開幕します。メトロポールは、ボウイがベルリン三部作をレコーディングしたスタジオのひとつ、ベルリンのハンザ・スタジオのすぐ近くにある会場です。ツアーはその後、スカンジナビア、オランダ、フランス、スイス、ベルギー、イギリス、アイルランドを巡ります。
アロマーはプレスリリースの中で、このツアーについて、こう話しています。
「ボウイが亡くなってから、他のバンドが彼の曲をフィーチャーしたツアーを行ってきましたが、これらの曲は本来の形で演奏されたことはありませんでした。これまでは。スパイダーズ・フロム・マーズはよく知られていますが、D.A.M.トリオはロックンロール界の穴場(※すごくいいけどあまり知られていない)です。デニスを含め、僕たちのレガシーを称える時が来たのです。
これまで出会ったファンのみんなが、これを後押ししてくれました。僕たちがこれらの曲に戻ってくるのを長い間待っていてくれたので、僕たちはこれをやる義務を感じています。これがヨーロッパでの最後のツアーになるかもしれません」
ツアーにはこの2人に加え、ボウイのコラボレーターであるギタリストの
ケヴィン・アームストロング(Kevin Armstrong)、ニューヨークを拠点に活動するシンガーのCunio、ドラムのタル・バーグマン(チャカ・カーン、ジョー・ボナマッサ、LLクールJ)、キーボードとシンセサイザーのアクセル・トスカ(ジョージ・クリントン、ロバート・グラスパー、ルイ・ヴェガ)、バック・ボーカルのリー・ロリエン(シザー・シスターズ、デヴィッド・モラレス)も参加します。