ジェイムズはプレスリーのレコーディングで大成功を収めた。ジェイムズが作詞作曲を手がけた「Suspicious Minds」、そしてウェイン・カーソンとジョニー・クリストファーとの共作曲「Always on My Mind」など、プレスリーはジェイムズの曲をいくつかレコーディングした。「Always on My Mind」はペット・ショップ・ボーイズなど様々なアーティストもカヴァーした。
「Hooked On A Feeling」は1968年にB・J・トーマスが発表。5位を記録した。その5年後、ブルー・スウェード(Blue Swede)によるヴァージョンで1位を獲得した。この曲はクエンティン・タランティーノ監督の『レザボア・ドッグス』から『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』まで、映画やドラマにも使われている。
ジェイムズは2014年にソングライターの殿堂入りを果たした。また米国の演奏権管理団体のBMI(放送音楽協会)は2000年に、彼をポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、ホーランド=ドジャー=ホーランドと並び“20世紀を代表するソングライターのひとり”に選出し、「Suspicious Minds」「Always on My Mind」「Hooked On A Feeling」を20世紀の名曲100選に挙げている。