
Ecca Vandal, Kid Not, Wes Borland, Brad Wilk
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)と
リンプ・ビズキット(Limp Bizkit)の一部メンバーの関係は、長年良好とは言えませんでした。しかし、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのドラマーである
ブラッド・ウィルク(Brad Wilk)と、リンプ・ビズキットのギタリストである
ウェス・ボーランド(Wes Borland)が一緒に新曲のレコーディングを行ったことが明らかにされています。SNSでそのレコーディングの様子を撮影した映像が公開されています。
過去にレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのメンバーはこう話していました。ザック・デ・ラ・ロッチャは「俺たちが積み上げたヘヴィロックの歴史はリンプ・ビズキットが700万枚売り上げた日に崩れ去った」、ティム・コマーフォードは「あんなくだらないバンドに影響を与えてしまい申し訳ない」、トム・モレロは「良い面も悪い面もあったが、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは、ニューメタルと呼ばれるジャンルが台頭するきっかけを植え付けたようだ。謝罪する」とそれぞれ語っていました。
モレロの立場は年月を経て軟化しているようで、2024年夏にはアイルランドのベルファストでリンプ・ビズキットのサポートアクトを務めました。
一方、リンプ・ビズキット自身は、この件について特に気にしていないようで、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの「Killing In The Name」をライヴで150回以上カヴァーしており、最近では2024年にも披露しました。
ブラッド・ウィルクとウェス・ボーランドのレコーディングには、リンプ・ビズキットの最近のツアーメイトであるエッカ・ヴァンダルとミュージシャン/プロデューサーのキッド・ノットも参加しています。