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プライマル・スクリームのボビー・ギレスピー「イギリス国歌を聴くと気分が悪くなる」 カラオケで歌う曲/人生を変えた曲/葬式で流してほしい曲等も語る

2024/12/10 14:12掲載
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Bobby Gillespie - photo: Adam Peter Johnson
Bobby Gillespie - photo: Adam Peter Johnson
プライマル・スクリーム(Primal Scream)ボビー・ギレスピー(Bobby Gillespie)は、イギリス国歌「God Save the King(国王陛下万歳)」を聴くと気分が悪くなるので、もう聴きたくないという。英ガーディアン紙の企画で、カラオケで歌う曲、泣ける曲、人生を変えた曲、自分の葬式で流してほしい曲などと共に語っています。

Q:初めて買ったシングル

「1973年にグラスゴーのサウンドトラック・レコードからリリースされたスウィートの“Blockbuster”。11歳か12歳の時に『Top of the Pops』で彼らを見てから、それ以降のスウィートのシングルはすべて大好きだった」



Q:カラオケで歌う曲

「カラオケをやったことがないと思う。人の曲を台無しにするような歌を聴くのは嫌い。もしやらなければならないなら、ジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン=ジョンの“You’re the One That I Want”を歌う。80年代にプライマル・スクリームのサウンドチェックでよく歌っていた」



Q:もう聴くことのできない曲

「(イギリスの国歌として広く認知されている)“God Save the King(国王陛下万歳)”。この曲は、カンバーランド公が“いとしのチャールズ王子(チャールズ・エドワード)”を打ち負かしたことを祝うために作られたもので、これがハイランド・クリアランス(スコットランド・ハイランド地方の住民の強制移住)につながった。特に俺が嫌いなのは6番の歌詞。“主よ、ウェイド元帥に/その偉大な助けにより/勝利をもたらし/乱反を制しめ/奔流のごと/反逆のスコットランド人を打ち砕きますように/神よ国王を守りたまへ”。これを聞くと気分が悪くなる」



Q:泣ける曲

「誰かが同じ人間について歌詞を書く美しさに泣く。俺が感傷的だからではなく、創造という行為について。トム・ウェイツの“Jersey Girl”はいつも俺を感動させる」



Q:人生を変えた曲

「セックス・ピストルズの“God Save the Queen”がパンクにのめり込むきっかけとなった。貧しい人々がストリートパーティーを開いて王室を祝っているという、(エリザベス女王即位25周年の)祝賀時の英国社会に対して、ふざけるなという気持ちだった。本当に嫌な気分だった。ピストルズが王室の存在をあざけり、イギリス国家を攻撃したことは素晴らしかった。 その文化的な反逆行為のおかげで、自分がクリエイティブな人間になれることに気づくことができた。その結果、俺はクリエイティブな人生を送っている」



Q:自分の葬式で流してほしい曲

「クリスティーナの“Is That All There Is?”」