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フレンチ・ポップ・アイコン フランソワーズ・アルディ死去

2024/06/12 09:26掲載(Last Update:2024/06/12 09:41)
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Françoise Hardy
Françoise Hardy
フレンチ・ポップ・アイコン、世界中のファンを魅了したフランスのシンガーソングライター・俳優・モデルのフランソワーズ・アルディ(Françoise Hardy)が死去。彼女の息子トマ・デュトロン(Thomas Dutronc)が発表。80歳でした。

彼女の息子でシンガーソングライター兼ギタリストのトマ・デュトロンはSNSで訃報を報告し、「ママはもういない」と投稿しています。フランソワーズ・アルディは少なくとも過去20年間がんと闘っており、2004年からリンパ腫と喉頭癌と闘っていたことが知られていました。



“フレンチ・アンニュイ”の元祖的存在として、囁きのような夢のような歌声で不変の人気を得たフランソワーズ・アルディはパリ生まれ。 1960年前半に、ミリオン・ヒットとなったデビュー・アルバム『TOUS LES GARSONS ET LES FILLES(男の子女の子)』で、たちまちスターダムへと駆け上った彼女は、トップ・アイドルとして、フランスだけでなく、イギリスやここ日本でも大きな人気を博した。1960年代に巻き起こったイエイエ・ムーヴメントでは、シーンを代表するファッション・アイコンとして、多くの女性アーティストに影響を与えた。その後30枚以上のスタジオ・アルバムを発表し、セルジュ・ゲンズブール、ミシェル・ベルジェ、カトリーヌ・ララなどと仕事をした。俳優としてジャン=リュック・ゴダール監督の『男性・女性』、1966年のアメリカ映画『グラン・プリ』など数作の映画に出演した。