HOME > ニュース >

グラハム・ナッシュもSpotifyからの撤退を表明 「ニール・ヤングに完全に同意し支持する」

2022/02/02 00:38掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Graham Nash
Graham Nash
グラハム・ナッシュ(Graham Nash)は、長年の友人であるニール・ヤング(Neil Young)が同様の決定をしたことに連帯して、自分の作品をSpotifyから削除することを表明しています。

ニール・ヤングは、Spotifyで配信されているジョー・ローガンのポッドキャスト「The Joe Rogan Experience」が「ワクチンに関する誤った情報を流していること」を理由にSpotifyから自分の音楽を削除しました。ジョニ・ミッチェルやニルス・ロフグレンもニールを支援するためにSpotifyからの撤退をすでに宣言しています。

グラハムは声明の中で、こう述べています。

「ジョー・ローガンがSpotifyで流した新型コロナウイルスの偽情報を聞いて、僕は友人であるニール・ヤングに完全に同意し、支持し、僕のソロ録音をこのサービスから削除するよう要請します。

ある問題について様々な見解を受け入れることと、270人もの医療関係者が虚偽であるだけでなく危険であると指摘した誤った情報を故意に広めることは違います。同様に、誤った情報であることに気づかない誤報と、故意に誤った情報を流し、世論を惑わすことを目的とした偽情報にも違いがあります。

ローガンが公表した意見は、あまりにも不誠実で、確固たる事実に裏付けられていないため、Spotifyは人々の命を奪うような行為に加担するようなことになってしまっている」

またニールとグラハムと共にクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(Crosby, Stills, Nash and Young)のメンバーであるデヴィッド・クロスビー(David Crosby)は先日、ニールに賛同し、Spotifyをボイコットしたいと表明していますが、彼は昨年に自身の楽曲の権利を売却したため、自分の音楽をコントロールすることはできないと述べていました。