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バッド・カンパニーとフリーの違いは? サイモン・カーク語る “苦悩する天才”と“最高に面白い天才”

2025/05/14 18:37掲載
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Bad Company
Bad Company
バッド・カンパニー(Bad Company)フリー(Free)の違いは? ドラマーのサイモン・カーク(Simon Kirke)がUCRポッドキャストの新しいインタビューの中で自身の考えを語っています。

「当時のキーパーソンは(ギタリストの)ミック・ラルフス(Mick Ralphs)だったと思う。

ポール(ロジャース)とは、すでに5年間一緒にやっていたからね。最初の数年は苦労の連続で、山を登るような日々だった。お互いをよく知る仲になったし、いつも仲良くやっていた。しっくりくる親しい間柄だったんだ。

ミックとは、モット・ザ・フープルを通じて知っていて、彼らもアイランド・レコードに所属していたけど…何度か会ったことはあったが、一緒に仕事をしたことはなかった。

彼は最高に面白い男の一人だよ。彼はとても陽気で、素晴らしいギターを弾いていた。

一緒にやっていた(フリーのギタリスト)ポール・コゾフは天才だったが、苦悩する天才だった。彼はすぐに薬物中毒の犠牲になった。コゾフとの最後の数年間は辛かったよ。

そこに、素晴らしい曲を持つこの男が現れた。彼は本当に良いリードギターを弾き、めちゃくちゃ面白い。僕とポールは彼とすぐに意気投合した。それがフリーとバッド・カンパニーの違いだった。ある意味、陽気で解放的だったんだ」

ベーシストのボズ・バレルが最後のピースでしたが、カークが回想するように、キング・クリムゾンとのつながりがあったため、それは簡単なことではなかったという。

「彼は16人の候補リストの一番下にいた。僕たちはキング・クリムゾンが好きではなかったからね。あのバンドは僕たちの好みではなかった。バンド名は大好きだけどね」

結局、うまくいきました。

「ボズはオーディションを受けた最後のベーシストで、彼もまた陽気でおおらかな男だった。本当にぴったりだった」