ファンク・ベースのレジェンド、
ブーツィー・コリンズ(William "Bootsy" Collins / Bootsy Collins)がベースを弾き始めたのは「お兄ちゃんと一緒に演奏したかったから」。もともとはギターを弾いていた彼がベースに転向した理由を、Bass Playerの新しいインタビューの中で語っています。
「ベースが僕を選んだと言わざるを得ないね。だって、最初はギターを弾いていたんだから。
僕は、8歳年上の兄のキャットフィッシュ・コリンズのようになりたかった。僕は当時9歳だった。
兄のバンドに参加する機会を得たとき、兄はギター奏者ではなくベース奏者を探していた。僕は“できるよ”と兄に言ったけど、ベースを弾いたことは一度もなかったんだ(笑)。
(大手小売り店の)シアーズ・ローバックで29ドル(当時で約1万円)で買ったギターしか持っていなかったので、兄にベース弦を4本買ってほしいと頼んだよ。それがベースを弾き始めたきっかけ。ある晩、兄と一緒にクラブで演奏した。念願が叶ったんだ。とても楽しかったよ。
僕はトレーニングを受けたこともないし、教えてくれる人もいなかった。今は、学ぶためのあらゆるものがある。オンラインで検索すれば、すべて見つかるよね。でも、僕の場合は、ただひたすら演奏し、練習を続けた。そうしているうちに、自然とできるようになっていったんだ」