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リッチー・コッツェン、ナイン・インチ・ネイルズ加入がほぼ決まっていたがグラム・メタルに在籍していた過去が原因でチャンスを逃す

2025/04/08 12:01掲載
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Richie Kotzen - photo credit: Juergen Spachmann
Richie Kotzen - photo credit: Juergen Spachmann
ギタリストのリッチー・コッツェン(Richie Kotzen)ナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)に加入寸前までいったという。しかし、グラム・メタル/ヘア・メタルに在籍していた過去が原因で、そのチャンスは奪われたと、オーストラリアのHot Metal Mag誌の新しいインタビューの中で明かしています。コッツェンは1991年から1993年までポイズン(Poison)のメンバーとして活動していました。

「俺が加入寸前までいったバンドはナイン・インチ・ネイルズ。誰も知らないことだが、本当の話だ。

俺はマリリン・マンソンのベーシスト(ジョージア・ホワイト/別名トゥイギー・ラミレズ)と親しかった。彼はナイン・インチ・ネイルズでも演奏していたんだけど、俺に“なあ、一度来てくれよ。ギター奏者を探すのに苦労してるんだ”と言ったんだ。それで俺はサード・アンコール(ノースハリウッドのリハーサルスタジオ)に行き、一日を過ごした。

トレント(レズナー)は“君はこれまで試した中で断然一番だ。ぜひバンドに迎えたい。マネージャーから連絡させるよ”と言っていた。その日、俺は“やった、新しいバンドに入れるぞ!”と思って帰った。

そして1週間が過ぎた。さらに1週間が過ぎた。俺はジョーディに偶然会った時、“どうなったんだ?”と尋ねたんだ。

要するに、彼(レズナー)は“ナイン・インチ・ネイルズに元ポイズンのギタリスト、リッチー・コッツェンが加入”という記事がローリングストーン誌に載るのを嫌がったんだ。彼はヘアメタルバンドと関連付けられることを望んでいなかったんだ。

まあ、美学的に、ファン層や人々がどう解釈するかを考えると、その意見にはある程度は理解できる。だから冗談っぽく“変名でやろうか”とも言ったんだけどね。あの頃は何もしていなかったし、彼は天才だと思うし、一緒に仕事をしたかったからさ」