HOME > ニュース >

スティーヴン・パーシーとウォーレン・デ・マルティーニの再結集 なぜラット名義ではないのか語る 新曲や追加の公演にも意欲

2025/01/30 12:49掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Ratt's Stephen Pearcy and Warren DeMartini - Ethan Miller, Getty Images
Ratt's Stephen Pearcy and Warren DeMartini - Ethan Miller, Getty Images
ラット(Ratt)楽曲を演奏するために米フェスで再結集する、スティーヴン・パーシー(Stephen Pearcy)ウォーレン・デ・マルティーニ(Warren DeMartini)。『Trunk Nation With Eddie Trunk』のインタビューにて、バンドの全ラインナップを発表し、なぜラット名義ではないのかについても語っています。また彼らは新曲を書いて追加の公演をやりたいとも明かしています。

2人は、2025年5月に米メリーランド州コロンビアで開催される<M3 Rock Festival 2025>のヘッドライナーを務めることが発表されています。この2人が一緒に演奏するのは2018年以来です。

番組ではバンドのラインナップが発表され、2人に加えて、元ラットのギタリストであるカルロス・カヴァーゾ、元ラットのベーシストであるマット・ソアー、元スローターのドラマーであるブラス・エリアスが参加します。ソアーとエリアスは現在、パーシーのソロ・バンドの一員として共にツアーを行っています。

カヴァーゾについてデ・マルティーニは「彼は聞き上手で、何をすべきか心得ている安心感がある。俺らはお互い似たような基準を持っていると思う」と話しています。

パーシーは、今回のパフォーマンスをラット名義で行わない理由についても話しています。

「これはラットではなく、俺たちの音楽のレガシーのために行うものであり、それを伝えるのにふさわしいのは誰かということだ。ロビン(クロスビー、ラットのギタリストだったが2002年に亡くなった)もそうだが、かつてのオリジナルのメンバーがすべて揃うことはない。俺たちはただ、素晴らしいし、状況に最適だから決めた。壁にぶち当たったりしたくない。スムーズに進めたいんだ」

2人よると、再結集が発表されてから、他のオファーも受けているという。今後の公演は検討中だと語り、また彼らは新曲の制作も望んでいるという。パーシーは「もちろん、常に新しい音楽のことを考えているよ。ウォーレンが曲を書くなら、俺もそれに参加する。M3は間違いなく、それを始めるのに完璧な場所なんだ」と話しています。