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レッド・ツェッペリンの公式ドキュメンタリー映画『Becoming Led Zeppelin』海外公開日が2025年2月決定 新トレーラー映像も公開

2024/12/06 01:10掲載
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Becoming Led Zeppelin
Becoming Led Zeppelin
レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)のオフィシャル・ドキュメンタリー映画『Becoming Led Zeppelin』の海外公開日が決定。2025年2月7日にIMAX限定で、約200の映画館で公開されます。またIMAXは2025年2月5日に一部地域で一夜限りの先行上映会を開催します。新しいトレーラー映像が公開されています。



北米、ラテンアメリカ、東南アジア、中東ほかでは、ソニー・クラシックス・ピクチャーズがこの映画の公開権を持ち、deadlineの6月に報道によると、日本の配給会社は東北新社。

『Becoming Led Zeppelin』は、エミー賞と英国アカデミー賞にノミネートされた受賞歴のあるバーナード・マクマホン (「American Epic」) が監督を務め、マクマホンと英国アカデミー賞にノミネートされたプロデューサーのアリソン・マクガーティーが脚本を担当しています。

『Becoming Led Zeppelin』は、この象徴的なグループの起源と、あらゆる逆境を乗り越え、わずか1年でスターダムにのし上がった彼らの急成長を探求しています。圧倒的なサイケデリックな未公開映像、パフォーマンス、音楽で彩られたマクマホン監督の体験型映画の旅は、レッド・ツェッペリンの創造性、音楽、そして個人的な起源の物語を掘り下げています。この映画はレッド・ツェッペリン自身の言葉で語られており、このグループに関する公式に認可された初の映画です。

このドキュメンタリーとコンサートのハイブリッド映画では、レッド・ツェッペリンの未公開の貴重なパフォーマンス映像も大量に公開されます。その結果、観客はまるでレッド・ツェッペリンの初期のツアーのコンサートホールにいるような、生々しい音楽体験を味わうことができ、またバンドのメンバーによる親密で独占的な解説も添えられています。

監督のバーナード・マクマホンはプレスリリースで次のように述べています。

「IMAXの映像の迫力と本物の音響が組み合わさることで、観客はまるでバンドと一緒に会場にいるように感じられる没入感のある視聴体験を味わうことができます。IMAXとソニー・ピクチャーズ・クラシックと提携し、この映画をあらゆる観客、ツェッペリン・ファンの方々、そして素晴らしい音楽とともに感動的な物語を求める音楽愛好家の方々にも、大きなスクリーンでお届けできることを大変嬉しく思います」

『Becoming Led Zeppelin』は、実現が危ぶまれた映画でした。映画制作者たちは、バンドの初期の映像がほとんど存在しないという事実を含め、数々の大きな困難に直面していました。マクマホンとマクガーティーは、バンドのストーリーを伝える素材を求めて、世界的な規模で探偵のような捜索を開始しました。

脚本家兼プロデューサーのアリソン・マクガーティーはプレスリリースで次のように述べています。

「私たちは5年間、大西洋を何度も往復し、屋根裏や地下室を探し回り、貴重な未公開のフィルム映像、写真、音楽の録音を追い求めました。その後、それぞれのメディアを独自の技術で転送しました。そうすることで、IMAXで観たときに、55年前の映像や音楽がまるで昨日実験室から出てきたかのように観えるように、聴こえるようになったのです」

本作は、2021年9月のベネチア国際映画祭でプレミア上映されましたが、これはまだ“ワーク・イン・プログレス(制作途上のもの)”ヴァージョンで、ソニー・クラシックスの発表によると、完成ヴァージョンには「全く新しいサウンド・ミックスと、4人のメンバー全員のアーカイブから新たに発掘された素材」が追加されています。

ジミー・ペイジ(Jimmy Page)ロバート・プラント(Robert Plant)ジョン・ポール・ジョーンズ(John Paul Jones)の新たなインタビューと、故ジョン・ボーナム(John Bonham)の未発表インタビューを交えて、バンドの物語を彼ら自身の言葉で語っています。

また、ホーム・ムービーや家族写真など、メンバー全員のアーカイヴから新たに発掘された資料も含まれています。1969年に撮影された、フィルモア・ウェスト、アトランタ・ポップ・フェスティバル、テキサス・ポップ・フェスティバルでのコンサートの未公開映像もこの映画のために掘り起こされています。

以下は2021年に公開されたティーザー映像