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ビートルズのアメリカ初上陸60周年記念 米国での驚異的な成功を追った公式ドキュメンタリー『Beatles ’64』がDisney+で独占配信決定

2024/10/15 00:52掲載(Last Update:2024/10/15 18:58)
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Beatles ’64 - Walt Disney Studios
Beatles ’64 - Walt Disney Studios
ビートルズ(The Beatles)のアメリカ初上陸から60周年を記念して、ビートルズの米国での驚異的な成功を追った新しいオフィシャル・ドキュメンタリー作品『Beatles ’64』が、11月29日よりDisney+で独占配信されることが正式に発表されています。

製作はマーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)、監督はデヴィッド・テデスキ。

このドキュメンタリーは、1964年2月にニューヨークに降り立ったビートルズが、世界最大のバンドとしての地位を確立していく様子を追っています。

ワシントンD.C.で行われたビートルズ初の米国公演と、米TV番組『エド・サリヴァン・ショー』のパフォーマンスの音源は、ウィングナット・フィルムズ(ピーター・ジャクソンの常連コラボレーター)がデミックス(音を分離)し、ジョージ・マーティンの息子であるジャイルズ・マーティン(Giles Martin)がリミックスしました。

また、ドキュメンタリー作家のアルバート・メイズルスとデヴィッド・メイズルスが当時撮影した貴重な映像も含まれており、新たにニュージーランドのパーク・ロード・ポストが4Kで修復しています。

さらに、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)リンゴ・スター(Ringo Starr)などの新たなインタビュー映像も追加されています。

本作では、ビートルズの「より親密な舞台裏の物語」を伝えることを約束しています。

スコセッシと共にプロデューサーを務めるのは、マーガレット・ボッド、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、オリヴィア・ハリスン、ショーン・レノン、ジョナサン・クライド、ミカエラ・ビアズリーで、ジェフ・ジョーンズとリック・ヨーンがエグゼクティブ・プロデューサーを務めています。

以下、インフォメーションより

■ザ・ビートルズ初訪米と彼らの絆を鮮明に映し出す完全新作ドキュメンタリー

1964年2月7日、ザ・ビートルズのメンバーらは未曾有の熱狂と歓迎に包まれ、初めて米ニューヨーク・ケネディ空港に降り立った。空港はそんな彼らを一目見ようと駆け付けた何千人ものファンで溢れかえり、その後行われた記者会見での彼らの痺れるコメントの数々は記者や視聴者を大いに魅了した。また、当時絶大な影響力を持っていた音楽番組「エド・サリバン・ショー」での人々を魅了するパフォーマンスは、7,300万人以上が視聴、72%という当時の最高視聴率を叩き出し、イギリスのみならずアメリカ全土を熱狂させたことを証明したのであった。11月29日(金)より独占配信となる最新ドキュメンタリー『ビートルズ ‘64』は、その衝撃を映し出すだけでなく、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターがかつてないほどの名声を手にするまでの日々をとらえ、舞台裏により深く切り込んだ完全新作のドキュメンタリーとなっている。さらに、音楽業界の分岐点ともいえる彼らの活躍と栄光に焦点を当てながらも、更に本作では新しく撮影されたザ・ビートルズに情熱を捧げたファン達へのインタビューを交え、彼らが作った「時代」を解き明かしていく。

■製作マーティン・スコセッシ×ビートルズにゆかりのある制作陣によって蘇った圧巻のパフォーマンス

プロデューサーを務めるのは、『タクシードライバー』、『キング・オブ・コメディ』、『グッドフェローズ』など数えきれない作品を手掛けてきたマーティン・スコセッシ。ジョージ・ハリスンの妻オリヴィアから依頼を受け、2011年公開『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』を監督し、意外にもビートルズとの関りは深い。さらに、ポール・マッカートニーとリンゴ・スター、さらにジョージの妻オリヴィア・ハリスン、ジョンの息子ショーン・オノ・レノンらもプロデューサーとして名を連ねる本作はファン必見の1作だ。
本作の映像は、アメリカン・ドキュメンタリーの金字塔『セールスマン』などで知られるアルバート&デイヴィッド・メイズルズ兄弟によって撮影された貴重な映像をもとに、『ザ・ビートルズ: Get Back』(2021年)の修復も手掛けたニュージーランドのパーク・ロード・ポストによって4Kで美しく復元された。さらに、ワシントン・コロシアムで行われたビートルズ初のアメリカ・コンサートと「エド・サリバン・ショー」出演時のライブパフォーマンスは、同じく『ザ・ビートルズ: Get Back』に携わったウィングナット・フィルムズがデミックス、ビートルズ最後の新曲「ナウ・アンド・ゼン」をポールと共同プロデュースしたジャイルズ・マーティンによってリミックスされた。『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』で編集を務めたデヴィッド・テデスキが、今作では監督を務めるなど、様々な形でビートルズに関係のあるスタッフたちが集結しているのも見どころの1つだ。

近年ビートルズに様々な作品が公開されているが、完全新作のドキュメンタリー『ビートルズ ‘64』は、どのようなビートルズを映し出すのだろうか?ディズニープラスでは『ザ・ビートルズ:Get Back』、『ザ・ビートルズ:Let It Be』が配信中。

■『ビートルズ ‘64』

監督:デヴィッド・テデスキ
製作:マーティン・スコセッシ、マーガレット・ボッデ、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、オリヴィア・ハリスン、ショーン・オノ・レノン、
ジョナサン・クライド、ミカエラ・ビアズリー
製作総指揮:ジェフ・ジョーンズ、リック・ヨーン