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ティアーズ・フォー・フィアーズ楽曲のカヴァーの中でメンバーのカート・スミスがお気に入りなのは? 

2024/10/09 16:47掲載
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Tears for Fears
Tears for Fears
ティアーズ・フォー・フィアーズ(Tears for Fears)の楽曲のカヴァーの中で、メンバーのカート・スミス(Curt Smith)がお気に入りなのは? 英Louderのニール・ドハーティのインタビューの中で語っています。

「僕のお気に入りは、ロード(Lorde)の“Everybody Wants To Rule The World”のカヴァーかな。とてもダークに仕上げているからね。興味深いのは、このカヴァー、そしてゲイリー・ジュールやマイケル・アンドリュースによる“Mad World”のカヴァーの方が、僕らのヴァージョンよりも歌詞と調和しているんだ。奇妙なことにね。僕らは、ダークな歌詞をかなり明るいポップソングにしたり、アップテンポにしたりすることが多いからね」

スミスは他の選曲として、ヒップホップ界のスターたちがティアーズ・フォー・フィアーズの楽曲をサンプリングしていることについても語っています。

「 (1983年のデビュー・アルバム) 『The Hurting』からサンプリングされると、いつも嬉しい気持ちになる。アメリカではヒットしなかったけど、カニエ(ウェスト)やドレイクが『The Hurting』からサンプリングしていた。彼らは僕たちとは異なる音楽ジャンルの若い現代アーティストで、そういう彼らが若い白人少年2人が1983年に発表したアルバムからサンプルを選んだんだ。そういう意味では、とても興味深く、嬉しいことだと思っているよ。

面白い話があるんだ。僕らの子供の世話をしてくれていたベビーシッターが、僕らのライヴを観にロサンゼルス郊外まで来てくれた。(『The Hurting』収録曲の)“Memories Fade”を演奏したんだけど、その曲をセットリストに戻したのはその時が初めてだった。演奏後、彼女が僕のところに来て、“カニエ・ウェストのあの曲をカヴァーしたのね、最高だった!”と言っていた。僕は“実は...”という感じだったよ」