HOME > ニュース >

【update】再結成パンテラがライヴ・アルバムをレコーディング?→コメディアンのジョークだった

2024/08/19 16:57掲載(Last Update:2024/08/22 21:32)
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Pantera 2022
Pantera 2022
再結成ツアーを行っているパンテラ(Pantera)がライヴ・アルバムをレコーディングしたようです。

今回の再結成ツアーには、存命メンバーであるヴォーカリストのフィル・アンセルモ(Philip H. Anselmo)とベーシストのレックス・ブラウン(Rex Brown)に加えて、ギタリストのザック・ワイルド(Zakk Wylde)と、アンスラックス(Anthrax)のドラマーであるチャーリー・ベナンテ(Charlie Benante)が参加しています。

パンテラは8月15日、ミネソタ州ミネアポリスにあるライヴハウス「ファーストアベニュー」でサプライズ・コンサートを行いました。

この公演は、彼らのアルバムにちなんだ“Cowboys From Hell”というバンドがコンサートを行うと事前に告知されていましたが、実際はパンテラの公演でした。

その夜のライヴの前、コメディアンのクレイグ・ギャスが観客に向けて前説を行い、こう言ったと報じられています。

「お知らせその1。今夜ご覧いただくバンドは“Cowboys From Hell”ではありません。君たちがこれからご覧になるのは、パンテラの特別なライヴです。噂はすぐに広まり、君たちがチケットを買い占めました。そして、こんな噂を聞いたかもしれません。それも本当です。ここファースト・アベニューで史上初のライヴ・アルバムをレコーディングしています。それについて、いくつか知っておいてほしいことがあります。まず第一に、君たちは永遠に、パンテラのライヴ・アルバムでその声を聴くことができます。それが良いニュースです。悪いニュースは、君たちは報酬が支払われないということです。音楽業界へようこそ」

バンドからの発表はないため、ギャスによるパンテラのライヴ・アルバム発表が、彼のスタンダップ・コメディのネタの一部である可能性もあります。

【update:2024/08/22 21:29】

パンテラのレックス・ブラウンはSNSで、この公演をライヴ・アルバム用に録音したことを否定。クレイグ・ギャスのスタンダップ・コメディのネタの一部だったと述べています。

「ファーストアベニューからの写真だ!素晴らしい夜だった!いいや、あの夜はライヴ・アルバムを録音していない。あれはクレイグ・ギャスのジョークだ!」




この公演では、メタリカ(Metallica)カーク・ハメット(Kirk Hammett)ロバート・トゥルージロ(Robert Trujillo)がサプライズ参加し、「Walk」にバッキング・ヴォーカルで加わっています。ファン撮影の映像あり。