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グレアム・グールドマン、“クイーンは10cc「I'm Not In Love」に触発されて「Bohemian Rhapsody」を作ったのか?”について語る

2023/12/29 17:15掲載
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10cc
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クイーン(Queen)10ccの「I'm Not In Love」に触発されて「Bohemian Rhapsody」を作ったのか? 以前からファンの間で言われているこの件について、10ccのグレアム・グールドマン(Graham Gouldman)はどう思っているのか? Goldmine Magazineの新しいインタビューの中で話しています。

Q:ライヴで演奏して一番楽しいお気に入りの10ccの曲はなんですか?

「全部好きだから選ぶのは難しいよ。“Clockwork Creep”はステージで演奏するのが大好きだよ。ちょっと面白いし、奇妙だからね」

Q:(オリジナル・メンバーの)10ccは、それぞれ異なる音楽的アプローチや影響を受けた4人で構成されているという点でユニークでした。

「僕は僕らの奇妙なところが大好きだった。10ccの全体的な特徴は、君たちのためにアルバムを作るのではなく、自分たちのためにアルバムを作るということだった。それが違いだった。それに、僕らのもうひとつの大きな特徴は、君たちがどう思おうが、レコード会社がどう思おうが、僕らには関係なく全く気にしていなかったことだった。“これがアルバムだ”という感じだった。レコード会社は僕たちを信頼してくれていたし、彼らがシングルを出したいと言えば、僕たちはそれに耳を傾けた。通常、シングルが何であるべきかは明らかだった。だから、その化学反応みたいなものと、僕たちが受けたさまざまな影響、そして共通の影響もあって、あのような作品になったんだと思う。それに、僕たちは常に曲を提供するようにしていた。(曲を書いた人ではなく)他の誰かの方が上手に歌うこともあるから、君がリード・シンガーで僕がリード・ギタリストね、みたいなことはなかった。誰が一番うまく歌えるか、それが大事なんだ」

Q:「I'm Not In Love」は、クイーンが1975年に「Bohemian Rhapsody」をリリースする半年ほど前の作品でした。クイーンは「I'm Not In Love」のマルチ・ハーモニーに触発されて「Bohemian Rhapsody」を作ったと思いますか?

「“I'm Not In Love”についてはよくわからないが、“Une Nuit a Paris”が“Bohemian Rhapsody”の前だったのは確かだ。でも、そんな話はしたことがない。僕は以前から“Bohemian Rhapsody”を絶対的に、そして途方もなくリスペクトしていると言ってきたから、それをかなり避けていたのかもしれない。“Une Nuit a Paris”が先に出たと思う...これ以上は言わないよ」

Q:またソロアルバムを制作中ですね。

「そうだね、いつ出るかはわからないけど、完成したらその時に出すつもりだよ。2018年にはリンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドと一緒にいたんだけど、彼(リンゴ)は僕が出す新曲でも演奏してくれているんだ」