Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles
ジャズ・ピアニスト、ブラッド・メルドー(Brad Mehldau)の新作はビートルズ(The Beatles)楽曲のソロ・ライヴ・アルバム『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles』。このアルバムにも収録されている「I Am The Walrus」を、ニューヨークの伝説的なヴィレッジ・ヴァンガードで披露したパフォーマンス映像が公開されています。
ビートルズ楽曲はメルドーのソロやトリオのライヴの定番曲ですが、今回の『Your Mother Should Know』に収録されている曲はこれまで録音されたことがありませんでした。またアルバムの最後には、ビートルズとその後のポップソング・ライターたちとのつながりを示す、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の名曲も収録されています。
『Your Mother Should Know』は2020年9月にフランス・パリのコンサート、ホールフィルハーモニー・ド・パリで録音されました。
ハロルド・ブルームは、その著書『The Western Canon』の中で、何が特定の書物を永続させるのかという問いに立ち向かっている。その答えは、多くの場合、同化できない、あるいは同化しすぎて奇妙と思わなくなるような独創的な様式である“奇妙さ”であることが判明している。
ビートルズと、彼らの作品または別の側面から影響を受けた多数のアーティストを見ると、この逆説的な長寿のレシピは、彼らの継続的な足跡を考慮する1つの方法です。彼らの音楽の多くには奇妙なところがあるからで、特に『Rubber Soul』から最終のアルバム『Let It Be』までの革新的なアルバムは、その傾向が顕著です」
以下は以前に公開された映像
ニューヨークの伝説的なヴィレッジ・ヴァンガードで収録された「Your Mother Should Know」のライヴ・パフォーマンス映像
■『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles』
1 I Am the Walrus 2 Your Mother Should Know 3 I Saw Her Standing There 4 For No One 5 Baby's in Black 6 She Said She Said 7 Here, There and Everywhere 8 If I Needed Someone 9 Maxwell's Silver Hammer 10 Golden Slumbers 11 Life on Mars?