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元EMI広報担当(クイーン、セックス・ピストルズ、T・レックス等)/サッカー代理人 エリック・ホール死去

2020/11/18 16:00掲載
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Eric Hall (Image credit: Allsport UK /Allsport)
Eric Hall (Image credit: Allsport UK /Allsport)
著名なサッカー界の代理人で、また以前はEMIの広報担当としてクイーン(Queen)セックス・ピストルズ(Sex Pistols)T・レックス(T.Rex)と一緒に働いていたエリック・ホール(Eric Hall)が死去。彼が働いていたラジオ局Time107.5FMが発表。73歳でした。

エリック・ホールは、1947年ベトナル・グリーン生まれ。15歳で学校を出て、オフィスボーイとして働いた後、EMI Recordsで広報担当を務め、幼なじみのマーク・フェルド(マーク・ボラン)、コックニー・レベル、クイーン、セックス・ピストルズのプロモーションを行った。

ホールはクイーンのシングル「Bohemian Rhapsody」を宣伝し、1974年のヒット曲「Killer Queen」はフレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)が自分のことを書いたと主張していた(フレディは上流階級のコールガールについて歌ったものだと否定)。

1976年12月1日、フレディ・マーキュリーが歯痛のために緊急の歯科医を予約したため、クイーンが出演をキャンセルしたテレビ番組に、代打としてセックス・ピストルズが同番組に出演。司会のビル・グランディーとバンドの言い合いにより、ピストルは一夜にして悪名高いものになりました。この出演を提案したのはホールでした。

ホールは1980年代にサッカー選手のスティーブ・ペリマンとナイトクラブで出会ったことをきっかけにサッカー界に転身し、多くのサッカー選手の代理人として活躍した。後にラジオの司会者ともなる