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ボウイ、ビートルズ、ディランらの貴重映像も 『NHKスペシャル 新・映像の世紀』第5集 1月1日再放送

2018/12/26 09:58掲載(Last Update:2019/01/01 01:07)
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『NHKスペシャル 新・映像の世紀 第5集「若者の反乱が世界に連鎖した」』(c)NHK
『NHKスペシャル 新・映像の世紀 第5集「若者の反乱が世界に連鎖した」』(c)NHK
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)ビートルズ(The Beatles)ボブ・ディラン(Bob Dylan)ミック・ジャガー(Mick Jagger)らの貴重映像も登場。2016年に放送された『NHKスペシャル 新・映像の世紀』の第5集「若者の反乱が世界に連鎖した」がNHK BS1で2019年1月1日(火)に再放送されます。

BS1では、この第5集を含めて『NHKスペシャル 新・映像の世紀』の第1集〜第6集を1月1日に再放送します。

■『NHKスペシャル 新・映像の世紀』

●第5集「若者の反乱が世界に連鎖した」
NHK BS1 2019年1月1日(火) 午前4時10分〜

1960年代に、世界で巻き起こった若者たちの反乱を取り上げる。彼らは、第二次世界大戦後、各国で大量に出現したベビーブーム世代。その爆発的なエネルギーは、それまでの価値観や秩序を壊し、新しい文化を生み出し、カウンターカルチャーと呼ばれた。

番組では、60年代に出現したスーパースターの貴重な映像が続々と登場する。1967年、世界初の衛星中継番組「Our World」に、イギリスから参加したのは、ビートルズ。新曲「All you need is love」のレコーディング風景を披露した。10万人が集まった人種差別撤廃を求める公民権運動の大集会には、デビュー間もないボブ・ディランが、拍手とブーイングの中、登場する。1968年のロンドン。ベトナム反戦を訴える5万人の若者の中には、ローリングストーンズのミック・ジャガーの姿も見える。

そして番組のハイライトシーンは、1987年東西ベルリンの壁の前で野外ライブを行ったデビッド・ボウイである。実はボウイはこの時、スピーカーの4分の1を会場の聴衆ではなく、後ろ側、つまり壁の向こう側の東ベルリンに向けていた。壁の向こう側に届くボウイの声を聴こうと、東ドイツの若者たちが集まった。その数5千人。立ち去ることを命じる警察と衝突し、逮捕者まで出た事件となった。そして、この2年後、自由を求める人々のエネルギーが壁を突き崩すことになる。

ボウイの死後、ドイツ外務省が、「グッド・バイ、デヴィッド・ボウイ。壁の崩壊に力を貸してくれてありがとう」と異例のツイートをしたことが話題になったが、なぜドイツ政府がそこまで感謝をしたのか、映像によって解き明かされる。

【語り】山田孝之,伊東敏恵

●第1集「百年の悲劇はここから始まった」
2019年1月1日(火)午前0時00分

●第2集「グレートファミリー 新たな支配者」
2019年1月1日(火)午前1時15分

●第3集「時代は独裁者を求めた」
2019年1月1日(火)午前2時5分

●第4集「世界は秘密と嘘に覆われた」
2019年1月1日(火)午前3時20分

●第6集「あなたのワンカットが世界を変える」
2019年1月1日(火)午前5時00分

■『NHKスペシャル 新・映像の世紀』公式ページ
http://www.nhk.or.jp/special/eizo/