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いにしえの日本を舞台にしたストップモーション・アニメ映画『KUBO』 日本語吹替版の主題歌は吉田兄弟によるビートルズ三味線カヴァー

2017/10/13 14:07掲載
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密
KUBO/クボ 二本の弦の秘密
いにしえの日本を舞台にした、米ライカによるストップモーション・アニメーション映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密(原題:Kubo And The Two Strings)』。日本語吹替え版の主題歌を三味線奏者の吉田兄弟が担当することが決定。曲はビートルズ(The Beatles)「While My Guitar Gently Weeps」のカヴァーです。

以下、インフォメーションより



本作の日本語吹替え版の主題歌を、世界的三味線奏者の吉田兄弟が担当することが決定しました!
今回の舞台が日本ということ、また主人公のクボが三味線を操る少年ということもあって、「吉田兄弟とタッグを組みたい」と制作のスタジオライカからのラブコールで実現!
楽曲はビートルズの名曲として、いまなお愛するファンの多い「While My Guitar Gently Weeps」!吉田兄弟の美しい三味線の音色で大胆なカバーにチャレンジしています。お楽しみに!

<吉田兄弟からコメント>

初めてこの映画のことを聞いたときは『遂に三味線を持った主人公が登場する映画が!』と、本当にとても嬉しかったです。
僕らが三味線を始めた頃には考えもつかなかったことなので。そして映画を観て、日本の描写が素晴らしいことにも、とても感動しました。日本の良さは、日常のあちこちに隠されていると思うのですが、それをしっかりと描いてくれたスタジオライカのクリエーターの方々の日本への気持ちがとても嬉しかった。これから映画を観る方にも、自分の感じる日本の良さをそれぞれ見つけてもらえたらいいなと思います。見所はたくさんありますが、ラストのエンドロールで流れる僕らの曲にも是非ご注目ください。映画の力強さに負けないように弾いています!


ライカは、『ティム・バートンのコープスブライド』の制作に携わり、『コララインとボタンの魔女』でゴールデングローブ賞アニメ映画賞にノミネートされた、ストップモーション技術最高峰のアニメーション制作会社。

『Kubo And The Two Strings』は、いにしえの日本を舞台に、三味線の音色で折り紙に命を与え操る少年クボが、面倒見のいいサルや弓の名手であるクワガタの助けを得て、両親の敵を討つため旅に出る物語。

情感あふれる日本の風景や風習を、息を飲む美しさで描いた本作は、本年度アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞のノミネートを始め、〝アニメ映画界のアカデミー賞″と称されるアニー賞にノミネートされるなど、全世界の映画賞を総なめした話題作です。

監督には、黒澤明や宮崎駿を敬愛する大の日本マニアで、次回作に『トランスフォーマー』シリーズ最新作も控えたトラヴィス・ナイト。

ボイスキャストを務めるのは、シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、レイフ・ファインズ、ルーニー・マーラほか。

『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は11月18日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー。また10月25日から開催される第30回東京国際映画祭にて特別招待作品として上映されます。

以下は以前に公開された映像