“6人目のストーンズ”と呼ばれた男 〜 ボビー・キーズ・ストーリー
ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の「ブラウン・シュガー」や
ジョン・レノン(John Lennon)の「真夜中を突っ走れ」など数々の名演を聴かせてきたサックス奏者、
ボビー・キーズ(Bobby Keys)の音楽と人生を綴った物語。8月30日に日本先行で発売されたオフィシャル・ドキュメンタリー『“6人目のストーンズ”と呼ばれた男 〜 ボビー・キーズ・ストーリー』のDVDリリースを記念したイベント<ボビー・キーズの名演を聴く>のレポートが到着。
9月1日に銀座山野楽器本店 B1特設スペースで行われたイベントには、ローリング・ストーンズのオフィシャル・フォトグラファーである有賀幹夫と、ボビー・キーズのソロ・アルバム等のライナーノーツを担当したライター山田順一が出演しています
以下、ヤマハミュージックエンタテインメントより
9月1日(金)、銀座山野楽器本店で行われたイベント《ボビー・キーズの名演を聴く》にローリング・ストーンズのオフィシャル・フォトグラファーである有賀幹夫さんと、ボビー・キーズのアルバムのライナーノーツなどを担当された山田順一さんに登壇いただきました。有賀さん所有のの貴重な『HOT ROCKS』(シェリー盤)からサックス・ソロなしの「ブラウン・シュガー」や、未CD化のボビー・キーズのシングル、ジム・プライスのソロ・アルバム収録の隠れた名曲を聴きながら、とても興味深い話を披露していただきました。トークショーの内容を是非ご覧ください。
山田:今日は有賀さんにボビー・キーズの音楽をバリバリかけていただこうということなんですけれども。ボビー・キーズの音だけを聴こうというのはなかなかないですよね(笑)
有賀:ない(笑)まあでも映像作品が出るというのも素晴らしいことですよね。
山田:そうですよね。映像の前に本が出てたんですよね。
有賀:そう、『Every Night’s A Saturday Night』(※ボビー・キーズの自伝)という。2012年ですかね。多分この本の流れから映像を作ることになったから、イアン・マクレガンとかも出てるし、まだボビー・キーズが生存中にみんな取材をしているという感じですよね。それで結果、2年前に(ボビーが)亡くなってしまったので、言い方難しいけど、良い時期に作ってくださったのかなって。それでライナーにも書いてあるんだけど、本を作ってるときにキースのオフィスから連絡があって、ボビー・キーズがキースと一緒に写ってる僕が撮った写真を凄い気に入ってるので、本に絶対使ってくれって言ってきたんだけど。使っても良いかって言うので、もちろん喜んでということで、本を作っているんだな、しかもキースのオフィスがバックアップしているんだなっていうのが分かったんですよね。それで、残念ながらこの本が日本版出ていないので。これも相当面白いんですよ。かなり細かく。でも映像は映像でまたね、ジーンとくるシーンがいっぱいあって。
山田:そうなんですよね。
有賀:じゃあ早速一曲目を。一曲目は寧ろ今回の為に僕も買ったんです。デラボニの69年のイギリスツアー、あれの拡大版なんだけど。これに入ってるヴァージョンが発展したのが要は『スティッキー(フィンガーズ)』の「Can’t you hear me knocking」。発展というか同じ感じだって寺田(正典)さんが言うので、僕も聴きたくなって。これにしか入ってないんで。ピグミーという曲をかけようと思って。CDの(※4枚目の)3曲目ですね。
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http://www.ymm.co.jp/feature/bobby_keys.php