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日本人筆者が書く「日本とボウイ」 『評伝デヴィッド・ボウイ 日本に降り立った異星人(スターマン) 』が発売

2016/12/09 19:27掲載(Last Update:2016/12/09 19:28)
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評伝デヴィッド・ボウイ 日本に降り立った異星人(スターマン)   / 吉村栄一
評伝デヴィッド・ボウイ 日本に降り立った異星人(スターマン) / 吉村栄一
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)はなぜ、京都の街を愛し、山本寛斎の衣装の身にまとい、 大島渚監督の映画に出演したのか──。坂本龍一、サンディー、高橋靖子ら、日本人クリエイターたちとの交流秘話も明かされる書籍『評伝デヴィッド・ボウイ 日本に降り立った異星人(スターマン) 』がDU BOOKSから2017年1月8日発売。

本書は、ボウイのオリジナル・アルバムのライナーノート執筆を手掛ける編集者/ライターの吉村栄一が、特にボウイと日本とのかかわりについて大きくページを割いた本格的な人物評伝。

著者執筆の全アルバムディスコグラフィー&企画盤・重要映像作品の詳細解説、そして「戦場のメリークリスマス」他、カラー口絵16ページも収録。
●『評伝デヴィッド・ボウイ 日本に降り立った異星人(スターマン) 』

<目次>
第1章 デヴィッド・ボウイの生誕 1947-
第2章 ロンドン下積み時代、苦難のデビュー 1966-
第3章 異形のアーティストの誕生 1970-
第4章 ジギー・スターダスト降臨 1972-
第5章 ようこそ! 豪華客船で初めての日本へ 1973-
第6章 狂騒と混乱のアメリカ時代 1974-
第7章 冷戦下のベルリン、そして京都愛 1977-
第8章 映画俳優ボウイと戦場のメリークリスマス 1982-
第9章 レッツ・ダンス! ボウイと東京の夜 1983-
第10章 宴のあとで。迷走する「スーパースター」 1984-
第11章 ティン・マシーン始動とイマンへのプロポーズ 1988-
第12章 デヴィッド・ボウイの帰還。ソロ活動再開! 1993-
第13章 9・11後のリアリティ、そして……。 2000-
第14章 劇的な復活と、突然のさよならと 2013-
オリジナルアルバム全ディスコグラフィ
その他の主なアルバムと映像作品
著者について
吉村栄一
1966年福井市生まれ。1980年代終りに月刊誌『広告批評』(マドラ出版)編集者に。同誌発行人・編集長の故天野祐吉氏、故島森路子氏に薫陶を受ける。
1990年代初めにフリーランスの編集者、ライターとなり、主に音楽、スポーツ、カルチャー方面での仕事を手がける。主な編著書に『YMOピリオド』(94年徳間書店)、
『風雲巨人軍』(94年・日本テレビ出版)、『これ、なんですか? スネークマンショー』(02年・新潮社)『鈴木貴之編集 大泉洋』(05年・新潮社)、『芸術脳 茂木健一郎』(07年・新潮社)、
『坂本龍一 いまだから読みたい本』(11年・小学館)、『戦場のメリークリスマス 30年目の真実』(14年・東京ニュース通信社)など多数。デヴィッド・ボウイに関しては1990年代初頭から『レコード・コレクターズ』誌など多く の媒体に執筆。
2008年の『リアリティ・ツアー』から2016年の最後の作品『ブラック・スター』までソニーからリリースされたオリジナル・アルバムのライナーノート執筆を担当。ボウイ逝去直後の追悼文は時事通信社によって全国各地の多くの新聞に掲載された。