デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の「ベルリン3部作」時代にスポットを当てた評伝『Heroes: David Bowie and Berlin』が翻訳刊行決定。『ヒーローズ──ベルリン時代のデヴィッド・ボウイ』の邦題で、Pヴァインから2017年3月17日発売予定。
●『ヒーローズ──ベルリン時代のデヴィッド・ボウイ』
Tobias Ruther (著)
※以下、インフォメーションより
ハリウッドの地獄から西ドイツ・ベルリンへ、
多くの謎に包まれた1975年から1978年までのデヴィッド・ボウイを追う。
ベルリン3部作の背後に横たわる物語がいま明かされる──
デヴィッド・ボウイが、2016年1月10日、自らの死を想定して作られた新作『ブラックスター』を
リリースした2日後に他界し、世界中に衝撃を与えたことは記憶に新しい。
さて、長いキャリアのなかで、多くの名作を残しているデヴィッド・ボウイだが、
70年代のなかばアメリカに渡り、そして強度のコカイン中毒のなかで衰弱しながら、そしてベルリンへと移住して生まれることになる、
通称「ベルリン3部作」──『ロウ』、『ヒーローズ』、『ロジャー』──は、ボウイのキャリアのなかのもうひとつのクライマックスとして知られる。
本書は、そのベルリン時代にスポットを当てた評伝である。じつに深い内容の、ファン待望の1冊と言える。