デヴィッド・ボウイ(David Bowie)のオリジナル・アルバムのライナーノート執筆を手掛ける編集者/ライターの吉村栄一が、特にボウイと日本とのかかわりについて大きくページを割いた本格的な人物評伝が出版決定。『ボウイ きみと出会ったとき 素顔のカリスマと日本(仮) 』はDU BOOKSから2017年1月8日発売予定。著者執筆の全アルバムディスコグラフィー&企画盤・重要映像作品の解説と、美麗写真のカラー口絵16頁も収録。
●『ボウイ きみと出会ったとき 素顔のカリスマと日本(仮) 』
吉村栄一 (著)
<目次案>
第一章 ボウイの誕生 1947〜
第二章 苦難のデビュー 1966〜
第三章 異形のアーティスト 1970〜
第四章 ジギー・スターダスト 1972〜
第五章 日本へ 1973〜
第六章 アメリカ時代 1974〜
第七章 ベルリン時代 1977〜
第八章 メリークリスマス・ミスター・ローレンス! 1982〜
第九章 レッツ・ダンス! 1983〜
第十章 低迷 1984〜
第十一章 復活とイマン 1988〜
第十二章 ソロ活動再開 1993〜
第十三章 9.11と心臓発作 2000〜
第十四章 復活と終焉 2013〜
<著者について>
吉村栄一
1966年福井市生まれ。1980年代終りに月刊誌『広告批評』(マドラ出版)編集者に。同誌発行人・編集長の故天野祐吉氏、故島森路子氏に薫陶を受ける。
1990年代初めにフリーランスの編集者、ライターとなり、主に音楽、スポーツ、カルチャー方面での仕事を手がける。主な編著書に『YMOピリオド』(94年徳間書店)、
『風雲巨人軍』(94年・日本テレビ出版)、『これ、なんですか? スネークマンショー』(02年・新潮社)『鈴木貴之編集 大泉洋』(05年・新潮社)、『芸術脳 茂木健一郎』(07年・新潮社)、
『坂本龍一 いまだから読みたい本』(11年・小学館)、『戦場のメリークリスマス 30年目の真実』(14年・東京ニュース通信社)など多数。デヴィッド・ボウイに関しては1990年代初頭から『レコード・コレクターズ』誌など多く の媒体に執筆。
2008年の『リアリティ・ツアー』から2016年の最後の作品『ブラック・スター』までソニーからリリースされたオリジナル・アルバムのライナーノート執筆を担当。ボウイ逝去直後の追悼文は時事通信社によって全国各地の多くの新聞に掲載された。