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ビートルズに憧れる青年たちを描いたノルウェーの青春映画も上映、北欧映画の祭典<トーキョーノーザンライツフェスティバル 2016>が開催決定

2015/12/23 00:24掲載
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ビートルズ(Beatles)に憧れる青年たちを描いたノルウェーの青春映画『Beatles』も上映。<トーキョーノーザンライツフェスティバル 2016>が、東京・ユーロスペースにて2016年2月6日(土)から同月12日(金)まで開催。北欧の新旧の選りすぐりの映画作品の上映に加え、アートや音楽、食で北欧を堪能するイベントです。映画上映は全15作品を5つの特集に分けて紹介します。前売り券は12月29日よりイープラスにて販売が開始されます

映画『Beatles』のトレーラー映像






<トーキョーノーザンライツフェスティバル 2016>
開催期間:2016年2月6日(土)〜12日(金)
予約期間(前売り券):2015年12月29日(火)11:00〜2016年2月5日(金)18:00
※前売り券はイープラスのみで販売。
場所:ユーロスペース(東京都渋谷区円山町1?5)
チケット:
前売り券 1回 1,300円
当日券 1回 1,500円、1回(学生・シニア・ユーロスペース会員) 1,200円、3回券 3,900円
上映作品:

■NORTHERN FOCUS

★『好きにならずにいられない』
43歳独身、オタク、母親と同居、シャイで冴えない大男のフシは、嵐の日、心に傷を負ったひとりの女性と出会う。常に人から馬鹿にされてきた彼だった彼だったが、彼女が自然に接してくれたことをきっかけに孤独な人生が変っていく。第12回ノルディック映画賞を受賞。2015年の北欧映画No1に輝いた心に沁み入る感動作。
2015年/アイスランド/アイスランド語(Icelandic)/93min

★『ウィ・アー・ザ・ベスト! 』
パンクが大好きな13歳のボボとクラーラは学校にも家庭にも不満がいっぱい。音楽経験もないまま、勢いだけでバンドを結成した2人は、ギター上手な敬虔なクリスチャンのヘドヴィックをメンバーに誘うが....。82年のストックホルムを舞台に、少女たちの弾けるほどの輝きを描いた東京国際映画祭グランプリ受賞作、ついに登場!

★『メン&チキン』
冴えない大学教授の弟ガブリエルと、女とトリビアにしか興味がない兄エリアスは、父の死後、彼が自分たちの生物学的な父親ではなく、それぞれ母親も違うことを知らされる。そこで、本当の父親を訪ねた二人は、さらに三人の異母兄弟に遭遇する...! 
家畜だらけの 寂れた屋敷で、クセ者揃いの男たちが巻き起こす奇想天外なルーツ探し狂想曲。
2015年 /デンマーク/デンマーク語(Danish)/100min

★『サイレント・ハート』
ALSを発症し、病気が進行する前に安楽死の道を選んだエスターと、それを支える夫で医師のポール。二人の元に娘たちが家族や恋人を連れて集まり、一足早いクリスマスパーティーが開かれる。母親の決断を一度は受け入れた娘たちだったが、やがてそれぞれの心は揺らぎ始め...。
愛する者の死に直面した家族の葛藤が静かに描かれていく。
2014年 /デンマーク/デンマーク語(Danish)/98min

■ピルヨ・ホンカサロ監督特集

★『コンクリート・ナイト』
ヘルシンキで母親と暮らしている14歳のシモと、24時間後に服役が決まっている兄のイルッカ。兄弟は最後の時間を過ごすため、街へと出かけるが...。
水底に沈む悪夢に捕われている思春期のシモの不安定な感情を繊細なタッチで描く。兄弟それぞれの運命的な一日がワイドスクリーンの幻想的なモノクロームの映像で映し出されていく。
2013年 /フィンランド、スウェーデン、デンマーク/フィンランド語(Finnish)/96min

★『白夜の時を越えて』
酒場で唄う少女との出逢いから、ヘレナは忘れたい過去を蘇らせる。母に連れて行かれたサーカス団で空中ブランコ乗りにさせられ心を病んだ双子の姉のこと。自分の 火吹き芸で一家を支えた日々。身持ちの悪い母に翻弄された、ヘレナの人生とは...。 
演技未経験の少女達が危険な芸を演じた美しく幻想的なサーカスシーンは必見。
1998年 /フィンランド/ フィンランド語、ドイツ語、ロシア語、スペイン語(Finnish,German,Russian,Spanish)/105min

★『“糸”〜道を求める者の日記〜』
四ッ谷・荒木町の坊主バー。店主である僧侶の藤岡は夜な夜なカウンターで客の悩みに耳を傾ける。かつてボクサーだった彼は致命的なケガを負い、リングを下りて仏門に入ったが、東京の夜の街を彷徨う彼自身もまた過去に捕われ、悩みを抱えているのだった...。  若い僧侶が人々と向き合い、対話をしながら、人生の意味を模索していく姿を追う。
2008年/フィンランド、日本/フィンランド語、日本語(Finnish、Japanese)/111min

■ベルイマンへの旅

★『グッバイ!ベルイマン』
ウディ・アレン、コッポラ、スコセッシ、ウェス・アンダーソン、ハネケなど数十人におよぶ有名監督、俳優たちが、カメラの前でベルイマンへの愛の告白とも言える想いを吐露していく。
ベルイマンとの抱擁に泣き崩れるアン・リー、抱腹絶倒の精神分析に巨匠への愛憎が露呈するトリアーなど、ベルイマンファンならずとも必見の貴重な記録。
2013年/スウェーデン/英語(English)/107min

★『不良少女モニカ』
陶磁器店で働くハリーは孤独な毎日を送るうち17歳の奔放な少女モニカと出会う。恋と解放感に酔いしれた二人の冒険の夏もいつしか終わり...。
鮮烈なエロティシズムに溢れたモニカの存在感と、緻密でありながら生き生きとしたベルイマンの演出は、ヌーヴェルヴァーグをはじめ世界中の映画作家たちに大きな影響を与えることになった。
1953年/スウェーデン/スウェーデン語(Swedish)/96min

■北欧パノラマ

★『Maiko ふたたびの白鳥』
15歳で日本を離れ、25歳でノルウェー国立バレエ団のプリンシパルとなった大阪出身の西野麻衣子。ダンサーとして充実した時期での妊娠・出産を経て、再び「白鳥の湖」の主役に挑戦する姿を追う。キャリアと出産の間で揺れる30代女性の等身大の姿、復帰 を支える家族や仲間、そして北欧の生活と社会をノルウェー人女性監督が描く。
2015年/ノルウェー/英語、ノルウェー語、日本語(English、Norwegian,Japanese)/70min

★『ビートルズ』
67年、オスロ。ビートルズに憧れる高校生4人組は、ライブ出演が大きな夢。アルバム「サージェント・ペッパーズ」に針を落とした時の驚きと喜び、ほろ苦いライブデビュー、転校生との恋、車のエンブレム泥棒など、少年たちの友情と音楽と冒険の日々が、ビートルズの楽曲とともに綴られていく、ノルウェー版青春グラフィティ。
2014年/ノルウェー/ノルウェー語(Norwegian)/110min

★『愛する人へ』
ミュージシャンとして成功を収めているトーマスは、ある日、薬物の更生施設に入る娘から孫のノアを押し付けられてしまう。困惑していた彼も徐々にノアと心を通わせるが、やがて悲劇が訪れ...。
家族を顧みず、自分勝手にしか生きられなかった男が過去と向き合う再生の物語。
ミカエル・パーシュブラントが渋い歌声を披露している。
2014年/デンマーク/デンマーク語(Danish)/100min

★『ソング・フォー・イェテボリ』
イェテボリに暮らすポールは音楽で成功することを夢見ていたが、人前で演奏しようとするとパニックを起こす弱点があった。幼なじみのジョニーとレナはそんな彼を支えてきたが、ポールはジョニーの恋人エヴァを好きになってしまい...。
当地出身の人気ミュージシャン、ホーカン・ヘルストレムの楽曲に乗せて繰り広げられる友情と恋の物語。
2013年/スウェーデン/スウェーデン語(Swedish)/109min

★『ヴィクトリア』
詩人のヨハンネスは、幼い頃から領主の娘のヴィクトリアを想い続けていた。素直になれないヴィクトリアもまた、彼への想いを募らせていたが、父親によって別の男との結婚話を進められてしまう...。
原作は、ノーベル文学賞作家クヌート・ハムスンの自伝的小説。自尊心ゆえにすれ違いを繰り返す二人の、胸を焦がすほどの純愛が綴られていく。
2013年/ノルウェー/ノルウェー語(Norwegian)/105min

■再発見! 北欧古典映画の魅力

★『むかし、むかし』
イリヤ王国の王女は並外れた美貌と高慢さの持ち主であったが、デンマーク王子の求婚を撥ねつけた時から運命の歯車が狂い出す。ドライヤー唯一のお伽噺。
豪華絢爛なロココ調の王宮のセット、王女や侍女たちの美麗な衣装からポエジーに満ちた森の描写に至るまで、並々ならぬ意欲と力量が伝わってくる渾身の一作。
1922年/デンマーク/デンマーク語、英語(Danish/English)/78min

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://tnlf.jp/index.html