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『レコード・コレクターズ』最新号特集はローリング・ストーンズ『スティッキー・フィンガーズ』

2015/05/07 16:54掲載
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レコード・コレクターズ 2015年 06 月号
レコード・コレクターズ 2015年 06 月号
雑誌『レコード・コレクターズ』の最新6月号の特集はローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)『スティッキー・フィンガーズ』。間もなく発売されるスーパー・デラックス・エディションの解説はもちろん、マッスル・ショールズ録音に至った経緯やオリジナルLPのマニアックな分析まで、ディープに掘り下げます。またアヴェレージ・ホワイト・バンド(Average White Band)特集、『シングル・マン』特集なども予定。6月号は5月15日発売
●『レコード・コレクターズ 2015年 06 月号』

<内容紹介>

【特集】 ローリング・ストーンズ『スティッキー・フィンガーズ』

数々の名作を残してきたローリング・ストーンズの最高傑作を選ぶのは至難の業ですが、一般的にもっとも有名なアルバムといえば、やはり『スティッキー・フィンガーズ』にとどめを刺すでしょう。「ブラウン・シュガー」をはじめとする人気曲が目白押しの充実した内容は、アンディ・ウォーホルのコンセプトによるジッパー付きの特殊ジャケットに包まれ、自身が設立したローリング・ストーンズ・レコーズからの記念すべき第1弾アルバムにふさわしい仕上がりとなりました。間もなく発売される、レア・トラックを大量に追加した<スーパー・デラックス・エディション>の解説はもちろん、マッスル・ショールズ録音に至った経緯やオリジナルLPのマニアックな分析まで、ディープに掘り下げていきます。

■ グラフィック・ステーション──『スティッキー・フィンガーズ』オリジナル盤ほか(真保安一郎/紙ジャケ探検隊)
■ ライヴの場で培った、別次元での表現力(大鷹俊一)
■ ただ運命に導かれるがまま、一行はマッスル・ショールズへ(寺田正典)
■ 拡張するバンド・サウンドと米国深南部へのあくなき欲望(小出斉)
■ 『スティッキー・フィンガーズ』全曲ガイド(中重雄)
■ 『スーパー・デラックス・エディション』解説(佐藤三十郎)
■ 『スティッキー・フィンガーズ』関連レア・トラック解説(犬伏功)
■ 「ブラウン・シュガー」の歌詞を読む(飯野友幸)
■ アンディ・ウォーホルたちがジャケに仕掛けたマジックとその舞台裏(長谷川町蔵)
■ ベロ・マークを描いたのは誰だ?(佐藤大貴)
■ “悪役”アラン・クラインとの泥沼化する法廷闘争劇(山崎智之)
■ 69〜71年のライヴ演奏を徹底分析!(藤井貴之)

【特集】 アヴェレイジ・ホワイト・バンド

スコットランド出身のメンバーによって結成されたアヴェレイジ・ホワイト・バンドは1973年に英国でデビューしました。彼ら以前の世代とはちょっと違うアプローチで同時代の黒人音楽に挑み、ある種、自虐的なバンドの名前とは裏腹な先駆的ファンク/ソウル・バンドとして活動。2作目からは米国の名門、アトランティックと契約し、アルバムも全米でヒットするという大きな成功を収めました。その後は一度解散するものの、アラン・ゴーリー、オニー・マッキンタイアを中心として復活、元メンバーのヘイミッシュ・ステュアートらもそれぞれ活躍中です。90年代にも再評価された彼らのしなやかなグルーヴの魅力に迫ります。

■ 全米チャートも席巻したブルー・アイド・ソウルの名バンドの歩み(駒形四郎)
■ ファンクの時代に英国から切り込んだバンドが産み出す躍動的グルーヴ(青山陽一)
■ アヴェレイジ・ホワイト・バンド・ディスコグラフィー(人見欣幸)
ほか