HOME > ニュース >

キース・リチャーズが手がけた絵本『Gus & Me』の日本語翻訳刊行が決定、翻訳は奥田民生

2014/07/10 22:41掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Gus & Me: The Story Of My Granddad And My First Guitar
Gus & Me: The Story Of My Granddad And My First Guitar
ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)キース・リチャーズ(Keith Richards)が手がけた絵本『Gus & Me: The Story Of My Granddad And My First Guitar』の日本語翻訳刊行が決定。翻訳は奥田民生が手がけています。邦題は『Gus & Me おじいさんとはじめてのギターの物語』。ポプラ社から9月10日発売予定

本書はキースの自伝的な要素が強い作品で、ビッグバンドのミュージシャンだった祖父・ガスが、幼い日のキースに一本のギターを手渡すまでの「魔法のような時間」の物語。絵は、キースの実娘でアーティストのセオドア・リチャーズが担当。祖父と夜の街を歩く楽しさ、楽器工房の魅力、ギターへの憧れなどが、透明感のある水彩画で彩られています。また、巻末には写真入りのバイオグラフィーに加え、キースみずからが絵本を朗読・演奏するCDがついています。
●『Gus & Me おじいさんとはじめてのギターの物語』
キース・リチャーズ (著), 奥田 民生 (翻訳)

大型本: 32ページ
出版社: ポプラ社
言語: 日本語
ISBN-10: 4591141330
ISBN-13: 978-4591141335

<ストーリー>
第二次世界大戦直後のイギリス、ダートフォード。だれもが鬱屈していたこの町を、楽しそうに散歩しているふたり組み(と、犬いっぴき)がいました。
それは、ジャズ・ミュージシャンをしていたガスと、その孫、キースでした。
ガスはキースを連れ、町中を歩き回ります。いつも、歌を口ずさみながら――。
ガスの影響で、音楽にのめりこむキース。ある日キースはガスに、いつもピアノの上に置いてある、古びたギターをねだります。「あのピアノの上に手が届くようになったらな」と言われ、幼いキースは、毎日懸命に手を伸ばしますが――?