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ビートルズのアナログレコードの「音」を紹介する書籍『アナログ・ミステリー・ツアー 世界のビートルズ 1962-1966』が発売

2012/04/05 10:08掲載
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アナログ・ミステリー・ツアー 世界のビートルズ 1962-1966
アナログ・ミステリー・ツアー 世界のビートルズ 1962-1966
アナログレコードの「音」は一枚一枚こんなにも違う! デジタルではあり得ないあんな音、こんな音… 英国オリジナル盤はもちろん、人気のドイツ盤から果ては南アフリカ盤、インド盤、ジャマイカ盤まで…世界中でリリースされたビートルズ(Beatles)のレコードを、湯浅学が手当たり次第に聴き比べ、すべての音盤に等しく愛情を注いで紹介する書籍『アナログ・ミステリー・ツアー 世界のビートルズ 1962-1966』が4月6日に発売。

ビートルズのアナログ解説書はすでに多数出版されていますが、ジャケ違い、レーベル違い、オビ違いなどの情報はあっても、肝心な「音」にスポットを当てて解説した本はほとんどありませんでした。

本書では英国でのアルバム、シングルのリリース順に、各国プレスの音を徹底的に試聴比較。「音の良さ」を追求するのではなく、ヒドい音も含めて紹介。加えて英国盤マトリックス違いによる音の検証、アナログレコードを正しく再生するためのシステム作りのための簡単なガイドや各国盤の音の傾向を考察したコラムなどの周辺情報、独自の視点で導き出した新たな「発見」などもあり。

本書(上巻 1962-1966)ではアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」から「リボルバー」までとシングル「ラヴ・ミー・ドゥ」から「イエロー・サブマリン」までを対象とし、5月末発売予定の下巻(1967-1970)ではアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」から「レット・イット・ビー」までとシングル「ペニー・レイン」から「レット・イット・ビー」までを対象として聴き比べています。

紹介する盤は基本的にビートルズが活動中の1970年までに発表されたものが中心になりますが、一部編集盤アルバム、および解散後にリリースされたシングルは下巻で扱う予定です。
『アナログ・ミステリー・ツアー 世界のビートルズ 1962-1966』
B6判並製(オールカラー)
各巻本文約200P