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ビートルズ『Abbey Road』 アルバム・ジャケット・アウトテイク写真の展示会が都内で開催

2013/10/09 13:35掲載
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Beatles  Abbey Road pedestrian crossing the 'wrong way'
Beatles Abbey Road pedestrian crossing the 'wrong way'
ロンドンのアビイ・ロード・スタジオ前の横断歩道で撮影された、ビートルズ(Beatles)『Abbey Road』のアルバム・ジャケット。このジャケットのアウトテイク写真の展示会が11月15日(金)から、東京・渋谷のSOCIAL TOKYO GALLERYにて開催されます。

<1969年8月8日@アビイ・ロード -Original Photos by Iain Macmillan->

会 期:11月15日(金)〜12月3日(火) 13:00〜20:00
    (11月20日、27日は休館)
会 場:SOCIAL TOKYO GALLERY
    住所_〒150-0002東京都渋谷区渋谷1-22-5
    Tokyo Quadro Market内
入場料:800円(税込)
    ※事前のチケット販売は行っておりません。
    会場にてご購入ください。
企 画:有限会社セブンダイヤルズ/fundom
協 力:株式会社オフィスオーガスタ
お問い合わせ先:有限会社 セブンダイヤルズ mailto:info@sevendials.jp

いよいよ11月に控えたポール・マッカトニーの11年ぶりの来日公演、そして同月11日にはビートルズが英国BBCに遺したセッション音源のお蔵出し企画第2弾作品がリリースとなるなど、解散から40年、今も話題の尽きないビートルズ。時代を、世紀を越えた文化として彼等の、そしてそれぞれのメンバーの功績は今も燦然と輝き続けます。
そのビートルズの最後のレコーディング作品となったのが、1969年にリリースされた彼等の12枚目の作品『アビイ・ロード』です。内容の素晴らしさもさることながら、ジャケットに使用された写真のシンプルながらも強いインパクトを残すイメージも、同作品の大きな魅力の一つであります。写真の撮影場所には今でも世界中から途切れることなくビートルズ・ファンが訪れて記念撮影をしていきます。そこは、ファンにとってのまさに〈聖地〉とも呼べるスポットともなりました。

当日、メンバーはジャケット写真撮影のためにこの横断歩道を3往復しました。それぞれの構図が写真に収められたため、ジャケットに採用された写真以外にも5タイプの構図違いの写真があり、さらに『アビイ・ロード』の裏ジャケットに使用されたストリート・プレートを撮影した写真も含めると、所謂「アビイ・ロード・セッション」と呼ばれる関連の写真は全部で7タイプ存在している(世界中で26セット)ことはマニアックなビートルズ・ファンなら誰でも知るところです。
昨年5月には、ジャケットに採用された写真とは反対向きにメンバーが歩いている2往復目の復路の写真がオークションで16.000ポンド(約200万円)で落札され、大きなニュースにもなりました。

今回、出展されるこの7点の作品は写真を撮影したカメラマンであるイアン・マクミランが保管していたものが奇跡的にここ日本に渡ってきたものです。過去、この7点の写真作品を同時に見ることができたのはロンドンにあるロック・アーティスト専門の画廊「ステップ・ギャラリー」で行われたビートルズ関連のアート展での一度だけです。もちろん、ここ日本でオリジナルの写真作品7点が展示されるのはまさに史上初のことです。『アビイ・ロード』、伝説のビートルズが遺した最後の作品。その内容とともにジャケット写真に写し込まれた〈一つの時代の終焉〉の風景は、21世紀、そしてこれからも永遠に古びることのないタイムカプセルの中で輝き続ける〈ある時代の象徴/アイコン・オブ・ザ・ポップカルチャー〉の風景とも言えるでしょう。


詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://www.socialtokyo.com/index2.html