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リッチー・ブラックモア、コージー・パウエルのレインボー在籍理由の一つは「チョコを山ほど持ってきてくれたから」/「レインボーの決定的な3曲」選曲

2026/03/24 17:35掲載(Last Update:2026/03/24 21:18)
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Rainbow (Image credit: Fin Costello / Redferns)
Rainbow (Image credit: Fin Costello / Redferns)
リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)によると、コージー・パウエル(Cozy Powell)レインボー(Rainbow)に在籍できたのは「彼がイギリスのチョコレートを山ほど持ってきてくれたからでもある」という。リッチーは、米Guitar Playerの新しいインタビューの中で、レインボーのクラシック・ラインナップ時代を振り返っています。

「(2ndアルバム)『Rising』の頃には、俺たちがミュージシャンとしてどう噛み合うか、お互いの長所と短所も分かってきていたから、バンドとしての一体感は以前よりずっとあった。(1stアルバム)『Ritchie Blackmore’s Rainbow』は、いわば水加減を確かめるために足先だけ突っ込んだようなものだったが、『Rising』の頃には、もう完全に(水の中に)飛び込んでいた。

コージー(パウエル)はヘヴィなドラマーで、ジョン・ボーナムのお気に入りのドラマーの一人でもあったし、その影響もあってバンドのサウンドはすごくヘヴィだった。

コージーをバンドに残したのは、彼がイギリスのチョコレートを山ほど持ってきてくれたからでもある。俺たちは二人とも大のチョコ好きで、マーズバーやモルティザーズ、フレーク、クランチーなんかが大好きだった。仲がいいときには、彼は俺を自分の部屋に招き入れて、ずらりと並んだチョコレート・コレクションを見せてくれたこともある。本当にクローゼットいっぱいにチョコが詰まっていて、引き出しごとに違う種類のチョコがぎっしり入っていたんだ。

(インタビュアー:レインボーの何が特別なのか?)

俺らは、あの曲を演奏できるのが本当に楽しみだった。何もかもが新鮮で、誰もが演奏することにワクワクしていた。コージーはいつだって、ステージ上で俺たちを奮い立たせる最高のモチベーターだった。ロニー(ジェイムス・ディオ)は決して声を枯らしたり音程を外したりすることがなかったが、ときどきそれを気にしすぎるところがあった。ある時、彼は俺にこう言ったんだ。“君はいいよな。毎朝起きたらギターを手に取ればいいんだから。でも俺は、自分の声を失ってないかどうか、毎回わからないんだ”って。俺は、ちょっと不思議なことを言うなと思ったよ。

不思議なことに、俺らの音楽はラジオではほとんど流れなかった。それでもライヴをやれば、いつも会場は満員になった。つまり俺たちは、地道に現場で人気を勝ち取っていったバンドだったんだ。

(インタビュアー:レインボーの決定的な一曲、あるいはソロを挙げるとしたら何を選びますか?また、その理由は?)

正直なところ、自分が書いたり演奏したりした曲のほとんどをもう忘れてしまっている。でも“Stargazer”や“Man on the Silver Mountain”、それから“Long Live Rock and Roll”は好きだね。真っ先に思い浮かぶのはその3曲かな。

“Long Live Rock and Roll”については、バッキングトラックを書いたときのことを覚えている。まだ歌詞も何もない段階でリハーサルをしていたんだけど、ディオが俺のところに来てこう言ったんだ。“この曲で俺に何を歌わせたいんだ? どんなメロディやアプローチをイメージしてるんだ?”

俺は演奏しながら彼の耳元でハミングして、“このメインのところは、Long live rock and roll~みたいな感じになるかもしれない。でもちょっとベタすぎるかもしれないな。俺の頭の中ではそう聴こえてるけど、変えたければ変えてもいいよ”と言ったんだ。彼にとってはあまりにありきたりすぎるんじゃないかと思っていたけど、ディオは“いや、それでいい”と言ったんだよ。

そんなふうにして、俺は初めて“フック”となる歌詞のラインを書いた。彼が歌いたいと思うようなものじゃないと思っていたので、気に入ってくれたのは意外だったよ。彼はいつものように2テイクくらいでやってのけた。ミスをするタイプじゃなかったからね。本当に見事に歌い上げてくれたよ。

(インタビュアー:2016年に再びレインボーの音楽を演奏したいと思ったのは、その音楽のどんなところに魅力を感じたからですか?)

しばらく離れていたからこそ、改めてその良さがわかるようになったんだ」