
Led Zeppelin / Led Zeppelin IV
『Led Zeppelin IV』のジャケット・カヴァーに描かれた「薪を背負った老人」。カヴァーに使われたのは絵画でしたが、オリジナルは19世紀末に撮影された白黒写真で、この写真は2023年11月に発見されました。そして2026年、このオリジナル写真の希少なプリントがさらに見つかり、現存する最大サイズだというこのプリントはオークションに出品され、16,000ポンド(約340万円)で落札されました。オークションは2月25日にサセックスのオークションハウス「デナムズ」で行われ、著名なファンサイトLedZepNewsによると、落札予想価格の1,500~2,000ポンドの10倍以上に跳ね上がり、最終的に英国側の入札者が落札したという。
このオリジナル写真の発見で、半世紀以上も謎のままだった『Led Zeppelin IV』のジャケット・カヴァーに描かれた「薪を背負った老人」が誰なのか判明しました。この「薪を背負った老人」は、19世紀末にイングランド南西部のウィルトシャーに住んでいた屋根葺き職人のロット・ロングであることが調査で判明しています。詳しくは
こちら。
LedZepNewsによると、今回、新しいプリントを発見したのは、美術商でコンサルタントのティム・ウィリアムズ。彼は、イングランド南東部サセックスのオークション会社デンハムズから依頼を受け、今後開催されるヴィンテージおよびインテリア用品のオークションの出品内容をチェックしていた時に見つけたそうです。
ウィリアムズはこう話しています。
「カタログの草稿に目を通したとき、すぐにこの写真に気づいた。“レオ、これは『Led Zeppelin IV』のジャケット・カヴァーだよ。僕が13歳のときに買ったアルバムだ”と言った。ギタリストでもある僕にとって、レッド・ツェッペリンは史上最高のバンドの一つなんだ」
ウィリアムズはこの写真の調査を始め、オリジナル写真のプリントを発見したんだと確信したという。「“なんてこった、このオリジナル写真の第二版を見つけたんだ”と思ったよ」
LedZepNewsによると、現存するオリジナル写真のプリントは、これで4枚目だという。2023年に、イングランド大学の地域歴史センターの客員研究員であるブライアン・エドワーズが発見したプリント、そしてウィリアムズが今回発見したプリント、さらにエドワーズとウィリアムズによると、この他にも2点のプリントも発見されているという。
ウィリアムズが発見したプリントは、現存するオリジナル写真のプリントの中で最大サイズで、60.8 x 44.4 cm。エドワーズが発見したプリントは16.6 x 11.3 cmでした。

The print of the thatcher discovered at Denhams auction house in Sussex by Tim Williams (Denhams)