クイーン(Queen)の
ブライアン・メイ(Brian May)は、親友である
ブラック・サバス(Black Sabbath)の
トニー・アイオミ(Tony Iommi)について語っています。
以下、ギブソンが公開したアイオミのオフィシャル・ドキュメンタリー・シリーズ『Tony Iommi: The Godfather of Heavy Metal』の抜粋より。
「音楽でオリジナリティを出すのは本当に難しい。誰だって何かしらの影響を受けているし、そうでなければ存在していないはずだからね。ただ、トニーの音楽がどこから来たのかは、正直いまだによく分からないんだ。本当に分からない。彼はああいうリフを弾き始めるんだけど、それが実に暗く重い。音楽には、怒りの感情を求めて、ギターをよりヘヴィに鳴らしたくなる瞬間というものがある。ジミー・ペイジはレッド・ツェッペリンでやっていたし、ジェフ・ベックも『Truth』でそれをやっていた。粘り気があって、暗くて、深いサウンド。トニーはそれらすべてをやっていた……サステインがたっぷりで、チャグみたいなのもたっぷりなんだ。
トニーは、ギターの低音弦でできることの全スペクトラムを、ひとつのパッケージとしてまとめ上げた。それは完全にオリジナルだった。ブラック・サバスが完全に独創的だと、多くの人が認めるまでには長い時間がかかった。でも僕はずっと、彼こそがヘヴィ・メタルのゴッドファーザーだと言ってきたし、実際その通りだ。その王冠をかぶれる別の人物を挙げてみてほしい。トニーがあのスタイルを始めたんだ。それは途方もない功績だよ。世界中のヘヴィな音楽を演奏する人たちは皆、誰に聞いてもトニーの影響を受けていると言うはずだよ。彼は全てのプレイヤーの中に存在しているんだ」