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ブラック・サバスのギーザー・バトラー、『Paranoid』のアルバムカヴァーは「史上最悪のカヴァー」「今でも何を表しているのか分からない」

2026/01/26 11:58掲載
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Black Sabbath / Paranoid
Black Sabbath / Paranoid
ブラック・サバス(Black Sabbath)ギーザー・バトラー(Geezer Butler)はサバスのアルバム『Paranoid』のジャケット・カヴァーを「史上最悪のカヴァー」だと思っているそうで、「今でも、あのカヴァーが何を表しているのか分からない」と、2025年12月にペンシルベニア州モンロービルで開催された『Steel City Con』で語っています。

1970年当時、サバスがデビュー・アルバムで打ち出したサウンドは好みが分かれるものであったため、当時の自分たちも、ロック史に名を残す存在になるとはまったく思っていなかったと振り返っています。

「最初のアルバムを出したとき、せいぜい2~3年もてば、いいほうだと思っていた。メディアからは徹底的にこき下ろされた。歌詞をちゃんと聴きもしないで、俺たちを悪魔崇拝者だとか、そんなくだらないばかり言われた。ひどいレビューを読むたびに“ああ、俺たちダメなんだ”って思ったけど、でもファンは違った。彼らは俺らを愛してくれたし、演奏を重ねるごとに観客はどんどん増えていったし、何よりファンはずっと俺らについてきてくれたんだ」

そして、2ndアルバム『Paranoid』について、ジャケット・カヴァーへの不満を口にしています。

「ひどいジャケット・カヴァーだと思ったよ。あれは当時のマネージャーのアイデアだったんだけど、すぐに縁を切った。今でも、あのカヴァーが何を表しているのか分からない。剣を持った男がいるだけだろ。史上最悪のカヴァーだよ」

トニー・アイオミは2020年、このジャケット・カヴァーはアルバムのもう一つの名曲「War Pigs」を念頭にデザインされたことを明かしていました。この曲は当初、アルバムタイトルとなる予定でした。

「『Paranoid』のジャケットは、(曲の)“Paranoid”とはまったく関係がない。もともとは『War Pigs』というタイトルになるはずだったから、盾と剣を持った男を使った。少なくとも“Paranoid”よりは、まだ意味が通じるデザインだったんだ。でも、それは却下された。あの時代はタイトルにそんな言葉は使えなかったんだ。俺らにとって本当に厄介な状況だったんだよ」