
Rolling Stones and Don Was (c)Getty
1990年代初頭、
ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)は
ドン・ウォズ(Don Was)とのパートナーシップを開始しました。プロデューサーであるだけでなく、
ミック・ジャガー(Mick Jagger)と
キース・リチャーズ(Keith Richards)の仲介者でもあったウォズが考える「キースの真価を引き出す秘訣とは?」「ミックとキースの間の化学反応はどのようなものなのか?」。米Guitar Worldの最近のインタビューの中で語っています。
「彼らは、私にとって寛大で頼りになる兄貴分のような存在で、音楽について本当にたくさんのことを教えてくれたよ」
Q:ミックとキースの間の化学反応は、言われているように不安定でありながら魔法のようなものなのでしょうか?
「そんな戯言は、彼らが演奏を始めた瞬間に儚く消え去る。二人の間で交わされる音楽的な会話は、見事でありながらもリラックスしていて、そして陽気だ。彼らは互いの音をしっかりと聴き合い、電光石火の速さで反応する。
チャーリーがハイハットで何かを奏でると、キースが特定のフレーズで応え、それを受けてミックの次のフレーズを変化させ、さらにロニーがワイルドな演奏を繰り出すと、チャーリーがそれを受け止める。そんなやり取りが生まれる。
4人の音楽的存在感は計り知れず、スタジアムを埋め尽くした観客の前でローリング・ストーンズとして演奏する時にこそ、彼らは真に生命力を帯びる。史上最高のバンドだよ」
Q:キースの真価を引き出す秘訣とは?
「キースはとても鋭敏で博識だ。彼は独力でリズムとリードギターの概念を変えた。彼の演奏がやや雑だという見方は間違っている。彼のアタックの鮮明さ、そして音をぼかすことなく解放していく様子を聴けば、彼が完璧なテクニックと深いグルーヴを持っていることが分かるはず。
年を重ねるごとに彼はさらに良くなっている。選択がより簡潔で効果的になっている。だから、そう、今なお完全に実力を保っている。彼の真価を引き出す秘訣は、彼の邪魔をせず、キースをキースらしくさせることだ!」
Q:ストーンズの次のアルバムに取り組んでいますか?
「バトンは渡されたと思う。ミックは現代的なポップ・アルバムを作りたがっている。私としては『Exile on Main St.』こそが現代のローリング・ストーンズのアルバムのあるべき姿だと信じている。彼は間違いなく、自分が聴いたものを追いかける権利を勝ち取ってきた。
私は、若くて、才能にあふれ、ロックのルーツを持ち、ヒット曲を作る才能のある友人、アンドリュー・ワットを彼に紹介した。今でもみんなは良い友達関係だよ。『Hackney Diamonds』は評判が良かったし、すべてがうまくいっているよ」
またウォズは、いかにしてストーンズと仕事をすることになったのか?についても語っており、それについては
こちらをご覧ください。