
Courtney Love - Photo by Edward Lovelace
コートニー・ラヴ(Courtney Love)のオフィシャル・ドキュメンタリー『アンチヒロイン(Antiheroine)』が完成。2026年1月22日から開催される<サンダンス映画祭>で上映されます。
長らく制作が進められてきた作品で、数年前に移住したロンドンでのラヴの姿を追っています。
作品概要にはこう書かれています。
「シンガー、ソングライター、俳優として、コートニー・ラヴは長年にわたりロックとポップカルチャーに影響を与えてきた。今、彼女は酒や薬物を断っており、10年以上ぶりとなる新作音楽のリリースを控え、コートニーはフィルターを通さず、謝罪することなく、自分の物語を明らかにする準備ができています」
映画には、ラヴに加えて、元R.E.M.の
マイケル・スタイプ(Michael Stipe)、元
ホール(Hole)の
メリッサ・オフ・ダ・マー(Melissa Auf der Maur)とエリック・アーランドソン、グリーン・デイの
ビリー・ジョー・アームストロング(Billie Joe Armstrong)、パティ・シェメル、ブッチ・ウォーカーなど、多くのミュージシャンが協力しています。
監督はエドワード・ラヴレースとジェームズ・ホールの2人。両監督は、受賞歴のある長編映画『The Possibilities are Endless』やドキュメンタリーシリーズ『Human Made Stories』を共同監督しています。
プロデューサーのジュリア・ノッティンガムは本作について、米Varietyにこう語っています。
「コートニーは、自らの言葉で物語を語るのを長い間待ち続けてきました。そして、力強い女性の物語が、それにふさわしい観客に届くことは、(ノッティンガムが率いる製作の)ドロシー・セント・ピクチャーズの私たち全員にとって非常に重要です。
90年代育ちの私にとって、コートニーはいつも気になる存在でした。彼女はしばしば、夫の
カート・コバーン(Kurt Cobain)によって定義づけられいるように見えました。私たちがこの映画を作ったのは、コートニーの物語がそれ以上の、はるかに大きいものだからです。それは生々しく、複雑で、そしてとても人間的な物語なのです」