レッチリ「By the Way」のドラムレス版で聴いて即興でドラム演奏を試みる企画に挑戦したドラマー　それをチャド・スミス本人が密かに聴いていた

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ（Red Hot Chili Peppers）「By the Way」のドラム・パートのないドラムレス版で聴いて即興でドラム演奏を試みる企画にチャレンジしたドラマー。その挑戦を密かに聴いていた人がいた。レッチリのチャド・スミス（Chad Smith）本人だった。挑戦したのは、サーティー・セカンズ・トゥ・マーズ（Thirty Seconds To Mars / 30 Seconds To Mars）のドラマー、シャノン・レト。チャドの評価は？　

これは、ドラマーのオンライン・レッスン・サービスで知られるDrumeoによる企画。映像が公開されています。

チャドは2023年、Drumeoの企画で、サーティー・セカンズ・トゥ・マーズの「The Kill (Bury Me)」のドラムレス版で聴いて即興でドラム演奏を試みる企画にチャレンジしました。これは評判を集め、現在では2800万回再生されています。

それから2年後、シャノン・レトは同様の企画で、アルター・ブリッジの楽曲だけでなく、「By the Way」にも挑戦するように求められてました。その演奏を密かに聴いていたチャドは、演奏の最中、スタジオに現れシャノンに気づかれることなく静かにDrumeoホストのブランドン・トーズの隣に座りました。

シャノンは演奏を終えて初めてチャドに気づきました。チャドは演奏中のシャノンのミスをいくつか指摘しつつも「完璧だった」と伝えています。

チャドはさらに2年前の挑戦映像が自身に新たな名声をもたらしたと語っています。

「あの映像の後、もっと多くの人に声をかけられるようになったんだよ… 夕食に出かけた時なんて、レストランに入るのを待つ長い列の近くに通りかかったら、ある男が“Drumeの奴だ！”って叫んだんだ。チリ・ペッパーズでも、（顔が似ている）ウィル・フェレルでもなくね」