レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)の
フリー(Flea)が初のソロ・アルバムを制作。このアルバムからの初のシングルとして新曲「A Plea」のリリースを発表。ミュージックビデオも制作されており、日本時間12月2日(火)深夜24時に公開されます。MVの監督は娘のクララ・バルザリー。
フリーはSNSに投稿した動画でリリースを発表。動画では、フリーがベースとトランペットを手に床に横たわる様子が映し出されており、彼はシングルがミュージックビデオとともに公開されると告知しています。
「これは、僕が制作したアルバムからの最初の曲なんだ。まさに自分の本質、自分のベストな部分を録音できたと思っていて、自分という存在の核心や世界との関わり方、そして人間同士の対話がもっと高いレベルに達することへの願いを、しっかり表現できたことに本当に興奮しているよ」
フリーは、「この録音はストレートにロックしている」と述べていますが、その後にコラボレーターとして挙げたミュージシャンはJosh Johnson、Deantoni Parks、Anna Butterss、Jeff Parker、Rickey Washington、Vikram Devastali、Mauro Refoscoというジャズや実験音楽のミュージシャンであるため、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ的な意味での「ロック」ではないと推測するのが妥当でしょう。
フリーは2012年にソロEP『Helen Burns』をリリースしていますが、フル・ソロ・アルバムのリリースは初めて。
【update:2025/12/03 00:54】
「A Plea」では、フリーがベース、トランペット、ヴォーカルを担当。その他の参加ミュージシャンには、ギターにトータスのジェフ・パーカー、パーカッションにマウロ・レフォスコ、アルトフルートにリッキー・ワシントン(カマシの父)、ドラムにディアントニ・パークス、ダブルベースにアンナ・バターズ、トロンボーンにVikram Devasthali、そしてバックコーラスにクリス・ウォーレン、プロデューサー兼サックスにジョシュ・ジョンソンが名を連ねています。
初のフル・ソロ・アルバムは2026年にNonesuch Recordsからリリース予定。
アルバムの詳細は2026年初頭に発表される予定ですが、プレスリリースではフリーが「彼の最初の楽器であり音楽的な愛であるトランペットに回帰」し、「現代ジャズの先見者たちによる夢のバンド」と共演すると説明されています。
3月には、
ニック・ケイヴ(Nick Cave)がフリーの「トランペット・レコード」に参加したことを明かしていました。詳しくは
こちら。