
David Coverdale and Joe Elliott
デフ・レパード(Def Leppard)のフロントマン、
ジョー・エリオット(Joe Elliott)は、長年の友人である
デイヴィッド・カヴァデール(David Coverdale)が音楽界からの引退を発表したことについて、自身のラジオ番組で語っています。
「数日前、カヴァデール卿が引退を発表したとき、俺と同じように少し涙ぐんだ人は手を挙げてほしい。
俺とデイヴィッドの付き合いは実に長い。正確に言うと1981年まで遡る。デフ・レパードとホワイトスネイクは何度も一緒にツアーをしたけど、俺が彼と知り合ったのは、俺らが『High and Dry』を録っていて、彼が『Saints & Sinners』というアルバムを録っていた頃だ。
彼はスタジオにふらりと立ち寄らせて歌を聴かせてくれたし、マット・ラングとの作業で本当に苦戦していた時には、崖っぷちから救い出してくれた。
彼は本当に素晴らしい男で、ブランデーを気前よく振る舞ってくれた――まあそういう人なんだ。発表を聞いて、とても悲しかったけれど、正直なところ、どこかで予想はしていた。彼はやり切ったんだ。あらゆることを経験して、成し遂げたんだよ。今は家族と過ごす時間を持つべきだし、もうあれこれ心配しなくていいんだ。
この曲でデイヴィッドとの思い出を称えたい。率直に言って、彼が手掛けた作品の中で最も感情的なもののひとつだと思う。世界を代表して言うよ、デイヴィッド、もし聞いていたら、引退おめでとう!」
その後、エリオットはホワイトスネイクが1978年にカヴァーした「Ain't No Love in the Heart of the City」を流しました。