ジョー・コッカーと同姓同名の英国人男性、ずっと同じ名前で苦労してきたんだから70歳の誕生日にメッセージを送ってほしいとコッカーに頼むと…

ジョー・コッカー（Joe Cocker）と同姓同名の英国人男性。大人になってからずっと同姓同名で苦労してきたんだから私の70歳の誕生日にメッセージを送ってほしいとコッカーに手紙を送ったというエピソードが話題に。英ヘレフォードシャー州レミンスターに住むジョー・コッカーが英ガーディアン紙に寄稿しています。

「彼の本名はジョン・ロバート・コッカーで、“ジョー”がどこから来たのかははっきりしていない。私は70歳の誕生日の少し前にジョーに手紙を書き、大人になってからずっと同姓同名で“苦労”してきたのだから、パーティーにメッセージを送ってもらえないかと提案しました。

数週間後、アメリカから小包が届いた。中には彼のCD『Hymn for My Soul』が入っており、そこには銀色のインクで“世界は狭いね ― ジョー・コッカーからジョー・コッカーへ”と書かれていた。

同姓同名であることが、他ではあり得ないような会話につながることがよくあった。かつて私がペルーに到着したとき、空港職員から“ジョー・コッカーのことは知らないが、人々が『本当に来るのか？』と何度も尋ねてくる”と言われたことがある（誰かが到着旅客名簿を見たのだろう）。誰かに尋ねられる前に、私はこう答えている。“ほどんどの場合、私が歌わないようにお金を払いたいと思う人の方が多いですよ”ってね」