キッス(KISS)が「ディープ・カット(一般的にはあまり知られていないが、熱心なファンにはよく知られている曲)」を演奏しない理由は? ポール・スタンレー(Paul Stanley)は、キッスのイベント『Kiss Kruise: Land-Locked in Vegas』の一環として行われたQ&Aセッションで、こう語っています。
「ディープ・カットについて少し話そう。ディープ・カットってのは、ごく一部の人にしか刺さらないんだ……昔、超大物バンドのライヴに行ったことがあってね。その公演は“全曲ディープ・カット”を売りにしてた。人生で見た中で一番クソ退屈なライヴだったよ。正直に言うと、“ディープカット”と呼ばれるのは人気がないからだし、出来もそれほど良くない。じゃあ“Detroit Rock City”を外す?“Love Gun”を外す?あまり知られていない曲をやるために“God Of Thunder”を外すのか?(同イベント内で行われるキッスの公演のセットリストは)がっかりはさせないと思うよ。もしディープ・カットを期待しているなら、また今度な」