キッス　2年ぶりにライヴ復帰、演奏前には観客と共にエース・フレーリーを追悼

キッス（KISS）は2年ぶりにライヴ復帰。公演前、観客全員に電気キャンドルが配られ、ポール・スタンレー（Paul Stanley）はパフォーマンスを行う前に、観客と共に、亡くなったエース・フレーリー（Ace Frehley）に敬意を表しました。

キッスはヴァージン・ホテルズ・ラスベガスにて数日間行うイベント『Kiss Kruise: Land-Locked in Vegas』の開幕を飾る屋外アンプラグド公演を11月14日に行いました。キッスのメンバーがステージに揃って演奏するのは、最後のツアー＜THE END OF THE ROAD TOUR＞の最終公演が行われた2023年12月以来です。

公演当日、ステージに現れたポール・スタンレーはパフォーマンスを行う前に、観客にこう語りかけ、観客に電気キャンドルを掲げるよう呼びかけました。

「始める前に、このバンドの礎となった人物のことを想ってほしい。エースのことだ。確かに意見の相違はあった。でも、家族とはそういうものだ。今この瞬間…おそらくジェンダル星から俺たちを見守ってくれている彼を想ってほしい。エースに捧げる時間を持とう。ろうそくを掲げて」

その後、バンドは計11曲のアコースティック・パフォーマンスを行いました。バンドは翌日の15日にはエレクトリック・パフォーマンスのコンサートを行う予定です。

当日のファン撮影の映像あり

■公演冒頭のエース・フレーリー・トリビュート



■コンサートのフル映像