ジューダス・プリースト(Judas Priest)の
ロブ・ハルフォード(Rob Halford)が「80年代に憧れた人物」は
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)だという。WCNCの新しいインタビューの中で「1980年代に憧れた有名人は?」と問われたハルフォードは、その大胆不敵な音楽的挑戦からボウイを挙げています。
「まあ、憧れなのかファンなのかはともかく、俺はずっとデヴィッド・ボウイの大ファンだった。
ボウイが80年代にやっていた、いわゆるダンス期の活動は本当に並外れていた。(“Let's Dance”のMV撮影のために)オーストラリアに行って、いろいろやっていた頃だよ。
デヴィッドが俺たちに残してくれたものを考えてみてほしい。いろんなキャラクターがいた。ジギー・スターダストは実際に見たよ。ウルヴァーハンプトンの劇場で、ジギー・スターダスト&ザ・スパイダーズ・フロム・マーズの公演を見たんだ。彼がジギーを完全に演じ切る、その一部始終を目撃したんだ。
それからシン・ホワイト・デュークがあり、ダンスの要素を取り入れた“Let's Dance”があり、さらに後にはティン・マシーンのプロジェクトもあった。そして彼が俺たちと過ごした最後の瞬間。あの最後の瞬間は本当に深遠で、美しく、優雅で、考えさせられるものだった。
彼は真のアーティストがすべきことをすべてやっていた。それは、ただ自由でいること。音楽やプロジェクトが導くままに、自由に語り、感じ、表現し、そして見つめる。何ものにも束縛されず、何の抑制されずに。音楽における完全なる表現の自由だ。
もし80年代に俺が憧れた人物がいるなら、そこには間違いなくデヴィッド・ボウイも含まれるだろう」