ロニー・ウッドがローリング・ストーンズの新アルバム完成を認めたと報道　「来年には新アルバムが出るよ」

ローリング・ストーンズ（The Rolling Stones）は新スタジオ・アルバムを制作していると言われていますが、英タブロイド紙のThe Sunは、ロニー・ウッド（Ronnie Wood）が新アルバムの完成を認めたと報じています。

同紙のコラムによると、英ロンドンのカーナビー・ストリートにあるバンド直営店「RS No9」で行われた、自身のソロ・アンソロジー・アルバム『Fearless: Anthology 1965-2025』のサイン会で、ロニーは「そうだ、来年には新アルバムが出るよ。完成したんだ」と語ったという。

またストーンズのツアー再開についても「いくつか日程を組めればと思っている。うまくいけば、またツアーに出られると思うよ、僕自身もまだ知らせを待っているところなんだ」と語ったようです。

The Sun紙は6月に、ストーンズが新アルバムの制作に取り組んでいると報じていました。

9月初頭にはミック・ジャガー（Mick Jagger）はSNSに「休暇は終わった…ハーモニカに戻ろう」というメッセージと共に、スタジオでハーモニカを演奏する動画を共有していました。

またキース・リチャーズ（Keith Richards）の息子マーロンは、5月に行われ、9月に公開された英Record Collector誌のインタビューの中で「彼らは今まさにレコーディング中だよ。もうほぼ終わっていると思う」と話していました。

9月中旬には、2023年発売の前作『Hackney Diamonds』をプロデュースしたアンドリュー・ワット（Andrew Watt）が米ローリングストーン誌のインタビューの中で、ストーンズと一緒に新曲をレコーディングしたことを認めていました。

ストーンズは、前作『Hackney Diamonds』のセッションから多数の楽曲を残していると言われています。ワットは「バンドにとって非常に多作な時期だった。彼らは18年分の曲を蓄積していた。最初から選別すべき素材が山ほどあり、その後も全員が勢いに乗っていたため、新たな楽曲が次々と生まれたんだ」と語っていました。