キース・リチャーズの息子、ローリング・ストーンズの新アルバム制作は「もうほぼ終わっていると思う」

ローリング・ストーンズ（The Rolling Stones）の新スタジオ・アルバムについて、キース・リチャーズ（Keith Richards）の息子マーロンはアルバム制作は「もうほぼ終わっていると思うよ」と語っています。

キース・リチャーズの息子である俳優兼映画プロデューサーのマーロン・リチャーズは、英Record Collector誌のローリング・ストーンズ特集号のインタビューの中で、ストーンズの近況を尋ねられ、こう答えています。このインタビューは5月に行われたものだという。

「彼らは今まさにレコーディング中だよ。（西ロンドンの）チズウィックかその辺りで録音していて、もうほぼ終わっていると思う。相変わらず、ばかげた時間帯でやってるよ。昼食後から深夜の2時頃まで。夜中にそんな時間までいるなら、俺は別の場所にいたいよ！　当事者でないと、かなり退屈だよ。

（ストーンズは具体的に何に取り組んでいるのでしょうか？）

アルバムだと思うよ。前回のアルバムからまだ十分残っているから。

グラミー賞を取ったから、みんなその勢いに乗っているんだ。“ああ、そうだ、あんな感じのをもう一枚作れるぜ！　もし欲しいなら、あんな曲はまだあるんだ…”ってね。彼らは続く作品を作っているんだと思うよ。

ヨーロッパツアーも計画していると思うよ」

6月には、英タブロイド紙のThe Sunが、ストーンズが新アルバムの制作に取り組んでいると報じていました。同紙は、バンドはすでに13曲をレコーディングしており、新しいスタジオ・アルバムのリリース日程について話し合っていると伝えていました。

9月初頭にはミック・ジャガー（Mick Jagger）はSNSに「休暇は終わった…ハーモニカに戻ろう」というメッセージと共に、スタジオでハーモニカを演奏する動画を共有していました。

ストーンズのスタジオ・アルバムのリリースは2023年の『Hackney Diamonds』以来。The Sun紙は、前作も手がけたプロデューサー、アンドリュー・ワット（Andrew Watt）と再びタッグを組んだとみられると伝えています。

ストーンズは今年の夏に英国とヨーロッパでツアーを開催する予定でしたが、会場や移動の問題で断念したと言われています。The Sun紙は情報筋が「（そのため）ストーンズはスタジオに戻り、次のアルバムを制作することに決めた」と話したと報じていました。