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デヴィッド・ボウイが最も愛した楽曲のリストが見つかる 「デヴィッド・ボウイ・センター」に展示

2025/09/10 20:36掲載(Last Update:2025/09/12 10:25)
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David Bowie
David Bowie
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)に関連した9万点の品々を常設展示する「デヴィッド・ボウイ・センター」には、ボウイが遺したメモも展示されています。その中には、ボウイが最も愛した楽曲のリストもありました。

英マンチェスター・イブニング・ニュース紙によると、ボウイはラジオ番組出演のための準備として、このリストを自ら書いたものと考えられています。

このリストには、アラン・フリード&ヒズ・ロックンロール・バンドの「Right Now, Right Now」、ロニー・スペクターの「Try Some, Buy Some」、後期ロマン派を代表する作曲家の一人リヒャルト・シュトラウスの作品などが含まれています。

同紙によると、ボウイのプレイリストは、メランコリックなエレクトロ・ヒットから精巧に作られたクラシック作品まで多岐にわたるという。

また別のメモの中で、ボウイは自身が愛読する二つの小説、ジャック・ケルアックの『路上(原題:On the Road)』と、ジョン・レチーの『夜の都会(原題:City of Night)』にも敬意を表しています。

「デヴィッド・ボウイ・センター」は、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)の分館「V&Aイースト・ストアハウス」にて2025年9月13日にオープンします。

【update:2025/09/12 10:24】

MusicRadarによると、このメモは「Memo for radio show - list of favourite records(ラジオ番組用メモ - お気に入りのレコードリスト)」と書かれたもので、計15曲がリストアップされていました。フルリストが判明しています。

<お気に入りのレコードリスト>

Ralph Vaughan Williams – Fantasia on a Theme by Thomas Tallis
Richard Strauss – Four Last Songs
Alan Freed and His Rock N’ Roll Band – Right Now Right Now
Little Richard – True Fine Mama
The Hollywood Argyles – Sho Know A Lot About Love
Miles Davis – Some Day My Prince Will Come
Charles Mingus – Ecclusiastics
Jeff Beck – Beck’s Bolero
Legendary Stardust Cowboy – I Took A Trip On A Gemini Spaceship
The Beatles – Across The Universe
Ronnie Spector – Try Some Buy Some
Roxy Music – Mother Of Pearl
Edgar Froese – Epsilon in Malaysian Pale
The Walker Brothers – The Electrician
Sonic Youth – Tom Violence