ロバート・プラント(Robert Plant)は英BBC Radio 2の番組『The Folk Show with Mark Radcliffe』の中で、
レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)のフロントマンを務めることが「本当に神経をすり減らすものだった」と語っています。またツェッペリンは神話化されているが、彼らの全てのライヴが素晴らしかったわけではなかったとも語っています。
「俺は、いわゆるパワートリオ(ジミー・ペイジ、ジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズ)の前にいた。誰かが前にくっついている感じ。俺はツェッペリンをそういう感じでよく見ていた。
俺の貢献はそれなりにあった。(考えてみれば)ジョン・ボーナムと最初に書いた曲“Good Times Bad Times”が生まれたとき、俺たちは20歳だった。だからあの頃を振り返ると、一人でフロントに立ち、あの中に入り込もうとするのは途方もない挑戦で、本当に神経をすり減らすものだったよ」
プラントはまた、レッド・ツェッペリンが史上最高のロックバンドの一つとしての神話化されているものの、彼らの全てのライヴが素晴らしかったわけではなかったとも語っています。
「確かに、時には、君が言うように、とても緊密で素晴らしかった時もあった。だけど、全く逆の時もあった。それがあのグループの素晴らしいところだったんだ。まるで天気のようで、非常に良い時もあれば、逆にそれほど素晴らしくない時もあった。毎日、毎週、神々から授けられたような演奏ができたわけじゃないんだよ」