モリッシー(Morrissey)は「自身が持つ
ザ・スミス(The Smiths)に関するビジネス上の全て権利を、興味のある人物や投資家に売却する以外に選択肢がない」という声明を発表。
これは、自身の公式サイトMorrissey Centralに掲載された「魂を売りに出す」と題した投稿で明かしたもので、これにはモリッシーが独占的に保有しているという以下の権利全てが含まれています。
1. モリッシーが考案した「ザ・スミス」という名称
2. モリッシーが作成したザ・スミスの全てのアートワーク
3. ザ・スミスの全てのマーチャンダイジング権
4. ザ・スミスの楽曲(歌詞および音楽)の全権利
5. 全てのシンクロ(同期)使用権(※音楽を映像作品と同期させて録音する際に発生する権利)
6. ザ・スミスの全ての録音物の権利
7. ザ・スミスの音楽出版に関する全ての契約上の権利
声明の中で、モリッシーは元バンドメイトの
ジョニー・マー(Johnny Marr)、マイク・ジョイス、故アンディ・ルークに対する「あらゆる繋がりに疲れ果てた」と書き、こう続けています。
「悪意ある関係にはもううんざりだ。私は生涯をかけて、これらの楽曲とイメージに正当な代償を払ってきた。私は今、悪意と破壊しか望まない者たちと切り離された生活を送りたい。これが唯一の解決策だ。
これらの楽曲は私そのものであり、他の誰のものでもない。しかし、それらは毎年、過剰なほどに恐怖と憎悪を生み出すビジネス上のやり取りを伴う。今こそ私は、自分自身、特に健康を守らなければならない」
モリッシーはさらに、真剣な投資家にむけて eaves7760@gmail.com に問い合わせてほしいと書いています。
ザ・スミスの権利は、モリッシーとジョニー・マーが50%ずつ所有しています。