R.E.M. は長年、ライナーノーツなどに歌詞を掲載せず、歌詞を曖昧にする傾向があり、加えて、
マイケル・スタイプ(Michael Stipe) の発音は明瞭ではないため、リスナーが自分なりに歌詞を当てはめて歌ってきた楽曲があります。
特に1987年のヒット曲「It’s The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine)」はその典型で、文化的なことを次々に引用する支離滅裂な歌詞は38年経った今もほぼ不可解なままでした。
しかし、ついにスタイプが沈黙を破り、歌詞の真意を明らかにしています。オンライン上にはこの曲の歌詞の書き起こしが多数存在しますが、それらの書き起こしが、ほぼすべて間違っていることを指摘しています。
先週末、スタイプはBlueskyに投稿し、この曲の歌詞に関する誤解を解いています。
彼はまず『シンプソンズ』のミームを引用し、この曲の歌詞を全て正しく歌える地球上で唯一の人物だと自慢しています。
スタイプは続けて歌詞を明かし、皆が間違えている部分を解説しています。
「Left of west and coming in a hurry with the Furies breathing down your neck/ Team by team reporters, baffled, trumped, tethered, cropped/ Look at that low playing, fine, then」
「西の左から急いでやってくる フュリーズが首筋に息を吹きかけながら/チームごとの記者たち 困惑し 打ち負かされ 縛られ 切り取られる/あの卑劣なプレイを見る よし それでいい」
この歌詞はGeniusやSongfacts、R.E.M.ファンサイトのひとつに掲載されている歌詞とは一致しません。ただし、すべてが間違えているわけではなく、例えばSpotifyは、MusixMatchデータベースからライセンスを得た歌詞を採用しています。
米サイトStereogumによると、スタイプはインターネットから印刷した歌詞シートを使ってこの曲を演奏したことがあり、間違った歌詞を歌ったことがあると認めています。
VIDEO
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— Michael Stipe (@michaelstipe.bsky.social ) 2025年8月31日 2:14 It’s ‘Left of west and coming in a hurry with the Furies breathing down your neck
— Michael Stipe (@michaelstipe.bsky.social ) 2025年9月1日 9:10 It’s “Team by team reporters, baffled, trumped, tethered, cropped, Look at that low playing, fine, then
— Michael Stipe (@michaelstipe.bsky.social ) 2025年9月2日 3:11